私が先ほど「現実は心の映し鏡」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとしてとても大切なポイントだからなんです。
私たちは、誰かのキラキラした生き方を見ると、ついつい「比べる」モードに入ってしまいます。
これは決して悪い癖ではないんです。本当はその裏に、「自分もそうありたい」という願いが隠れているんですよ。
ところがその願いを、「私には無理」「ああはなれない」と打ち消してしまうと、その否定の気持ちのほうが現実を作ってしまいます。だから、心の中で何度も否定するほど、「望まない現実」がどんどん固定されてしまうんですね。
そして「友達と会いたいのに、いざとなると怖い」というブレーキは、本当はあなたが弱いから出ているのではないんですよ。
これまでに小さな傷つきや、人との関係で疲れた経験を、心が覚えてくれているからこそ、「気をつけてね」というサインを出してくれているだけなんです。
ですからまず、「妹が眩しい」と感じるご自分を責めないでくださいね。
それは「私も、温かい人とのつながりを持ちたい」という、ご自分の本音を教えてくれているサインです。
そして「怖い」と感じる心も、丁寧にケアしてあげてください。
いきなり大勢の友達と会わなくていいんです。一番安心できる人にだけLINEを送ってみる、お茶を一回だけ約束してみる。本当に小さな一歩からで十分なんですよ。
妹さんは「敵」ではなくて、あなたの少し先を歩いている「道しるべ」のような存在です。
その姿に苛立つのではなくて、「私もすぐそこにいるんだな」と、優しく自分に言い聞かせてあげてくださいね。