41歳の女性です。夫が食卓で政治の話ばかりをします。私は全く興味がありません。今日の献立てや子供の学校の話がしたいんです。
しかし夫はお構いなしです。テレビのニュースを見ながら私の方を向き、熱弁を振るいます。「高市さんなら期待できる」など、相槌を打たないと不機嫌になります。食事の時間が苦痛です。せっかく作った料理も味がしません。
夫にとって食卓は討論会の会場なのでしょうか。どうすればこの不毛な時間を終わらせられますか。
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41歳の女性です。夫が食卓で政治の話ばかりをします。私は全く興味がありません。今日の献立てや子供の学校の話がしたいんです。
しかし夫はお構いなしです。テレビのニュースを見ながら私の方を向き、熱弁を振るいます。「高市さんなら期待できる」など、相槌を打たないと不機嫌になります。食事の時間が苦痛です。せっかく作った料理も味がしません。
夫にとって食卓は討論会の会場なのでしょうか。どうすればこの不毛な時間を終わらせられますか。
安らぎの場であるはずのご家庭の食卓で、政治のお話や仕事のお話ばかりを真剣にされたら、それはお疲れになってしまいますよね。相槌が必要となれば、なおさら面倒かなと感じてしまいます。
ご主人様は、ご自分の意見を聞いてもらえる場所や「自分が正しい」と言ってもらえる場所が他にはないのかもしれませんね。もしくは、ご自身のことを徹底的に肯定してもらいたくて仕方がない方なのかもしれません。
このご主人様のお話を正面から遮るというのは少し難しいので、ご相談者様は、テレビを見ているような感覚で、一歩離れて聞き流すというのはいかがでしょうか。
「へえ」「そうなんだ」とだけ相槌を打って、もし意見を求められたら「そういうのはちょっと分からないな」「難しいわね」と、あくまで傍観者に徹したお返事をするのです。
真面目に正面からお話を聞けば苦しくなりますし、腹が立ってしまいますからね。「あぁ、夫は真剣に話しているな」という感じで、心の中で少し距離を持って眺めるようにされてみてはいかがでしょうか。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど、「テレビを見ている感覚で一歩離れて聞き流す」「心の中で距離を持って眺める」とアドバイスさせていただいたのは、心の仕組みとして、私たちが他人の強い「承認欲求」を正面から受け止め続けると、エネルギーを吸い取られて心が疲弊してしまうからなんです。
ご主人が食卓で政治の熱弁を振るい、同意しないと不機嫌になるというのは、実は政治そのものを深く議論したいわけではないのですね。「自分の意見は正しい」「自分は価値のある人間だ」ということを、一番身近で安全な存在である奥様に、全面的に肯定してもらいたくて仕方がない状態なのです。
だからこそ、あなたが「どうして私の話を聞いてくれないの」と真面目に傷ついたり、まともに反論したりしてしまうと、ご主人の満たされない心に巻き込まれて、せっかくの美味しいお料理の味もしなくなってしまいます。
この記事を読んでくださっている方の中にも、家族や職場の人の「一方的なお喋り」や「愚痴・自慢話」に付き合わされて、毎日どっと疲れている方がいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、「この人は今、自分を認めてほしくて必死なんだな」と、一枚透明なガラスの壁を挟んで眺めるようなイメージを持ってみてください。「まともに相手をしないこと」は、決して冷たいことではなく、ご自身の心を守るための立派な防衛術です。
「へえ、あなたはそう思うんだね」と、相手の感情とご自身の感情をきっちり切り離して(心理的な距離をとって)、あなたの貴重な心のエネルギーを、ご自身がリラックスするためだけに使ってあげてくださいね。