50代の女性です。
2年ほど前から、単身赴任中の夫に他に好きな人がいるのではないかと、疑ってしまいます。
振り返ると、「そんなはずはない」と思える夫とのLINEのやり取りもあり、「あの時に疑うことをやめていれば」と後悔することもあります。
これまで、疑いが原因で何度もギクシャクしてきました。現在も、気持ちは晴れません。
夫は以前から、スマホでニュースを見るのが好きで触る方ですが、最近になってスマホを裏返しに置くようになり、私が離れたところで操作するようになりました。
本当に、誰か現れたのかもしれません。
毎日が苦しくて、「もう、いなくなりたい」と思う時もあります。
私は働いておらず、別れることにも躊躇してしまいます。
自分のために美味しいものを食べたり、友達と会ったり、習い事をすればいいと頭では分かっているのですが、夫のことが気になり、何も手につきません。
50代にもなって、こんな自分が情けなくなります。
どうすればいいのか、アドバイスをお願いします。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど「ご自分の足で立つ努力をしてみてください」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、嫉妬や疑いの感情から抜け出すための、いちばん根っこの処方箋だからなんです。
人は、自分の人生の舵を「相手」に握らせていると、相手の一挙手一投足に、心が振り回されてしまいます。
スマホを裏返しに置いた――その小さな行動ひとつで、一日中、頭の中がその想像でいっぱいになってしまうのは、ご自分の生活の中心に「夫」しかない状態だからなんですよ。
これは、専業主婦としてご家族を支えてこられた方ほど起きやすい、心の癖なんです。
ご自分のために生きる時間、ご自分の収入、ご自分の人間関係、ご自分の楽しみ――そういった「夫の外側にある自分の世界」をたくさん育てていくと、不思議とご主人への過剰な意識が薄まっていきます。
これは、ご主人を諦めるということではありません。
ご自分の世界がしっかりしてくると、ご主人を「自分の人生の全て」としてではなく、「人生をともに歩む大切なパートナーの一人」として、健やかに見つめ直せるようになるんですよ。
これを読んでくださっている、夫を疑う気持ちでいっぱいになっているあなたへ。
「いなくなりたい」というほどの苦しさは、もう「待つ」だけでは消えていきません。
少しでもいいんです。「自分のためのお金を稼いでみる」「自分のための予定を入れる」――そんな小さな一歩を、ご自分にプレゼントしてあげてくださいね。
50代は、決して「もう何もできない年齢」ではありません。
ご自分の人生の主役は、ご自分自身です。その舵を、ご自分の手に取り戻していきましょうね。