結婚して40年、夫からの金銭的、性的、精神的DVにずっと耐え続けてきました。私は毒親育ちで帰る実家もなく、自分が大事にされるという感覚もわからないまま、とにかく一生懸命働いて家事育児を一人でこなしてきました。
夫は個人事業主で年金も少なく、退職金もありません。それなのに、私の説得を鬼の形相で無視して詐欺にあい、私が自分の食べるものも我慢して貯めてきたお金が全てなくなってしまいました。勇気を振り絞って弁護士に電話相談しましたが、夫に資産がないことから「ないところからお金は取れません」と言われてしまいました。
私は慰謝料をたくさん取りたいわけではありません。ただ、自由に心が休まる最低限度の暮らしがしたいだけです。それすらも難しいのでしょうか?

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど、「過去を横に置いて、行政の援助を受けながら生活を立てていきましょう」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、私たちは「どうしてこんな目に遭うの」「相手にどうにかしてほしい」と過去や他人にフォーカスしている間は、本来持っている自分の力(生きるエネルギー)をうまく使えないようになっているからなんです。
特に、DVやモラハラを長年受けてきたり、ご実家で「大切にされる感覚」がわからないまま育ったりすると、「自分には幸せになる権利がない」「どうせ私なんて無理だ」と、心に深いストッパーをかけてしまいがちです。今回のご相談者様も、「心休まる暮らしすら難しいのでしょうか」と、未来への希望を見失ってしまっていましたよね。
今、この記事を読んでいて、同じように苦しい環境から抜け出せずに悩んでいる方がいたら、どうか覚えておいてくださいね。「相手からどう奪い返すか」「相手にどう償わせるか」に執着してしまうと、結果的に相手に自分の人生の主導権を握られ続けることになってしまいます。
相手から慰謝料が取れないなら、そこはもう手放していいんです。大切なのは「私が、私を幸せにする」と覚悟を決めること。行政のサポートや周囲の助けを遠慮なく借りながら、「自分の足で立つ」ことにエネルギーを注いでみてください。
過去の呪縛をそっと横に置き、「私は私の人生を生きる」と決めた瞬間から、心は自由を取り戻し、必ず道は開けていきますよ。あなたのこれからの人生を、心から応援しています。