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元彼に似た人と不倫してしまった既婚の私。彼は体だけ、温度差が苦しいです(30代女性)

相談内容の要約
  • 30代女性。10年前、独身と偽った元カレに突然引き離された辛い別れの過去がある。
  • 似た人を偶然見かけて連絡したら別人だったが、毎日連絡を取り合うようになり、既婚の身で2回ほど体の関係を持ってしまった。
  • 相手は体だけの関係と割り切っていて温度差が苦しい、どうすればこの縁を切れるか分からない。

Q

30代の女性からです。

先日、10年ぶりに元カレに似た人を偶然見かけました。

その元カレは、独身と偽って私と交際しており、奥さんにバレて突然引き離されるという過去がありました。

今回似た人を見つけた私は彼本人だと思い込み、思わず連絡をしてしまったんです。

結果的に全く違う人だと判明したのですが、次の日からその彼と毎日連絡を取るようになり、この2ヶ月間で2回ほど、体の関係を持ってしまいました。

私自身も10年前とは違い、今は結婚して家庭があります。

それでも、大好きだった元カレとの突然の別れから、久々に面影のある人に出会い、懐かしさと引き寄せられるような気持ちで、嬉しくもあり、悲しくもなりました。

どこか心が持っていかれそうになっている私に対し、相手は完全に体だけの関係と割り切っているようで、その温度差が苦しいです。

どうやって、この縁を切ったらいいのでしょうか。

お話を聞かせてくださってありがとうございます。

どうやって縁を切ったらよいか、ということですが――別れると決めて、連絡先を消す。それだけのことです。

ご相談者様の中には、複雑な愛憎があるんですよ。

「好きだった人に騙されて辛い別れをした、その人は、きっと本当は自分のことを好きだったに違いない」――そう思いたい気持ちが、ずっとあるんですね。

人間の感情には、純粋なものと、二次的なものとがあるんですけれど、この中で純粋なものは、「当時、この相手のことを好きだった」という、その点だけなんですよ。

あとは――そもそも不倫をして、こちらが喜んで戻ってくることを当てにしているような、くだらない男に傷つけられた悔しさ。その悔しさを塗り替えたい、という気持ちから、発生しているものなんです。

ご相談者様ね、こんな相手に好きになってもらわなくても、十分に素敵な女性なんですよ。

ご主人から愛されているご自身を誇りに思って、ご自分のことを、もっと愛してくださいね。

ちゃんと幸せでいてくださいね。

私が先ほど「複雑な愛憎があるんですよ」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、似たような苦しみを抱えている方が、自分を見つめ直すための大切なヒントだからなんです。

私たちの心は、未完了の物語を、無意識のうちに「完了させたい」と願う性質があります。

10年前、独身と偽った元カレに、いきなり引き離されてしまった別れ――そこには、ちゃんとした「終わりの儀式」がありませんでした。

「あの人は本当は私を愛していたのか」「私のどこがいけなかったのか」「もう一度会えたら、別の結末になっていたのか」――そんな問いが、ずっと心の奥に、消えないまま残っていたんですね。

そこに「似た人」が現れたとき、心が反応してしまったのは、ご相談者様が「悪い人」だからではなく、「未完了の物語が、ようやく続きを書ける」と、無意識が反応してしまったからなんですよ。

でも、当然ながら、別の人は別の人です。

そして、相手が「体だけ」と割り切っているなら、ご相談者様がどれだけ気持ちを乗せても、その物語は、また同じように傷ついた終わり方をしてしまいます。

これを読んでくださっている、過去の傷を引きずって今の関係に揺れているあなたへ。

「縁を切る」とは、その関係を物理的に断つことだけではなくて、「未完了の物語を、ご自分の中で完了させる」ことなんですよ。

10年前の別れには、答えはもう、出ません。それは、相手が独身と偽っていた時点で、すでに「未来のない恋」だったということなんです。

その事実を、ご自分の心の中で、そっと受け止めてあげてください。

「あの人は嘘をついた」「私はちゃんと愛されていなかった」――その痛みは、もう、引き受けていいんです。

そして、今のご主人がご相談者様を愛してくださっている、その確かな現実のほうに、心を戻していきましょうね。

連絡先を消すというのは、それは過去への決別であると同時に、今の人生を「私の人生だ」と取り戻すための、大切な行動なんですよ。

たま先生のプロフィール

たま先生(中森 万美子)
「たま お悩み相談室」代表カウンセラー
たま先生

「妻だから」「母だから」「社会人だから」と、自分を犠牲にして頑張りすぎているあなたへ。心をフワッと軽くする「自分ファースト」な生き方を提案する心理カウンセラーです。

2025年からSNSでの発信を開始し、フォロワーは累計4万人を突破。夫婦問題から職場の人間関係、漠然とした孤独感まで、年代を問わず幅広いご相談にお答えしています。

「もう限界…」「誰かに分かってほしい」——そんな行き場のない思いを抱えた方が、最後にホッと息を吐ける『心の駆け込み寺』として、全国からオンラインでご相談に寄り添っています。


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