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ストレス診断|10の質問であなたの「心の疲れ度」をチェック


ストレス診断でわかること

このストレス診断では、日常生活の中で無意識に感じている「心の疲れ度」を、簡単な10の質問でチェックできます。

この診断では以下のことがわかります。

  • 今のストレスレベル
  • ストレスが溜まりやすい生活習慣の傾向
  • あなたの傾向に合ったセルフケアの方向性

ストレスを「悪いもの」と決めつける必要はありません。本来、ストレスは私たちに危険を知らせ、守るための大切なサインです。

大切なのは、そのサインを受け取り、今の自分の状態を客観的に知ることです。

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    ストレスがたまる原因とは?

    ストレスの原因は人によって本当にさまざまですが、根底には「心の余白のなさ」が隠れていることが多いです。

    心のキャパシティをコップの水に例えるなら、日々の小さな我慢や不安、プレッシャーが少しずつ水を注いでいきます。

    そして、自分でも気づかないうちにコップの縁ギリギリまで水が溜まり、何かのきっかけで溢れ出してしまうのです。

    ここでは、その「水」となりやすい、ストレスが生まれる主な4つの要因を見ていきましょう。

    生活リズムの乱れ

    生活リズムの乱れ

    睡眠不足や不規則な食事、運動不足といった基本的な生活習慣の乱れは、心身のリズムを崩す最大の要因です。

    特に、夜更かしや就寝前のスマートフォン操作は、脳を興奮させ、心身をリラックスさせる「副交感神経」の働きを妨げます。

    また、食事の偏りは血糖値の乱高下を引き起こし、イライラや不安感を増幅させることもあります。

    規則正しい生活は、自律神経のバランスを整え、ストレスを受け流せる安定した心身の土台を作る、最もシンプルで確実な対策です。

    人間関係のストレス

    人間関係のストレス

    職場の上司や同僚、家族、友人関係など、私たちは常に誰かと関わりながら生きています。だからこそ、人との関わりの中で感じるストレスは、多くの人に共通する悩みです。

    「嫌われたくない」「相手を失望させたくない」「波風を立てたくない」という思いから、自分の本音を抑え、相手の期待に応えようと頑張りすぎてしまうと、心のエネルギーはどんどん消耗していきます。

    すべての人と良好な関係を築こうとする必要はありません。

    時にはSNSから少し距離を置いたり、「ノー」と伝えたり、自分にとって心地よい適度な距離感を保ち、自分の心を守ることが大切です。

    完璧主義・責任感の強さ

    完璧主義・責任感の強さ

    真面目で誠実、責任感が強く「頑張り屋」な人ほど、無意識のうちに自分を追い詰めてしまいがちです。

    「こうあるべきだ」「もっと完璧にできるはず」という高い理想(「べき思考」)にとらわれると、常に自分を採点し、できていない部分ばかりに目がいってしまいます。その結果、心が休まる時間がなくなってしまうのです。

    完璧を目指すよりも、「今日はこれができた」「ここまで進められた」と、小さな「できたこと」に目を向けてみましょう。自分を認める習慣が、心の余白を生み出します。

    過去の出来事やトラウマ

    過去の出来事やトラウマ

    過去に経験した辛い出来事や人間関係が、現在の心に影響を残している場合もあります。

    普段は忘れているように見えても、当時と似たような状況や言葉に直面すると、当時の不安や恐怖、無力感がフラッシュバックのように(あるいは過剰な防衛反応として)湧き上がることがあります。

    それはあなたの心が弱いからではなく、過去にそれだけ頑張って乗り越えようとした証拠です。「今、あの時の感覚が戻ってきたな」と、そのサインに冷静に気づくことが、心の回復への重要な一歩となります。

    ストレスがたまるとどうなる?心と体のサイン

    ストレスは、心だけでなく体や行動にもはっきりと現れます。

    「少し疲れているだけ」「気のせいだ」とこれらのサインを見過ごし続けると、心身の不調が慢性化し、回復により多くの時間が必要になってしまうこともあります。

    取り返しのつかない状態になる前に、早めにサインに気づき、対処することが、心身の深刻な不調を防ぐ鍵となります。

    感情の変化

    感情の変化

    以前は気にならなかった些細なことでイライラしたり、理由もなく突然不安に襲われたり、大好きだった趣味やテレビ番組にさえ興味が湧かないやる気が出ない日が続く場合は要注意です。

    感情の波がいつもより大きくなっている、あるいは感情そのものを感じにくくなっているときは、心が「もう限界だよ」「少し休みたい」と必死にサインを送っています。

    体の変化

    体の変化

    ストレスは自律神経のバランスを直撃します。交感神経(アクセル)が優位になり続けると、体は常に緊張状態になります。

    その結果、肩こり緊張性の頭痛胃の不快感食欲不振、または過食夜中に何度も目が覚める寝付けないといった不眠症状が現れます。

    また、免疫力が低下し、風邪をひきやすくなったり、口内炎ができやすくなったりするのもサインの一つです。

    「気のせい」と薬で抑え込むだけでなく、体からの小さなSOSに耳を傾けましょう。

    行動の変化

    行動の変化

    集中力が続かず、普段ならしないようなケアレスミスが増える、人と会うのが億劫になり約束をキャンセルしがちになる、一人でいたがる「孤立」も、ストレスのサインです。

    また、お酒の量が増える、甘いものや脂っこいものを無性に食べたくなる「暴飲暴食」や、必要のないものまで買ってしまう「衝動買い」も、ストレスによる心のアンバランスさを、一時的な快楽でごまかそうとする脳の防衛反応のひとつです。

    そんな自分を責めるのではなく、「ああ、今それだけ疲れているんだな」と客観的に受け止めてあげましょう。

    ストレスをためないための3つのセルフケア

    ストレス社会に生きる私たちが、ストレスをゼロにすることはできません。しかし、溜まったストレスを上手に発散し、受け流す「しなやかな心」を育てることは可能です。

    セルフケアは「自分を甘やかすこと」ではなく、健やかに生きていくための大切な「メンテナンス」です。ここでは、毎日の生活で簡単に取り入れられる3つのセルフケアを紹介します。

    ① 睡眠・休息の質を上げる

    睡眠・休息の質を上げる

    疲れを取るには、睡眠時間という「量」よりも、眠りの「質」が何よりも大切です。

    一般的に、寝る90分前までに入浴を済ませると、一時的に上がった深部体温が下がるタイミングで自然な眠気が訪れます。また、寝室の照明を少し落としてリラックスできる音楽を聴くのも良いでしょう。

    逆に、就寝前のスマートフォンは、ブルーライトが睡眠を促すホルモン(メラトニン)の分泌を抑制し、眠りを浅くします。ベッドに持ち込まないルールを決めるだけでも、睡眠の質は大きく変わります。

    ② 思考の整理(書く・話す)

    思考の整理(書く・話す)

    頭の中で「どうしよう」「あれもこれも」と考え続けていると、不安はどんどん膨らんでいきます。

    そんな時は、頭の中にあることを全て紙に書き出してみましょう(ジャーナリング)

    「何に不安を感じているのか」「何に疲れているのか」を視覚化することで、問題を客観視でき、意外な解決策が見つかることもあります。

    また、信頼できる友人や家族、あるいは専門家に話を聞いてもらうだけでも、気持ちは大きく整理されます。「話す」ことは「放す」こと。一人で抱え込まず、言葉にして外に出してあげましょう。

    ③ 「1日1つの楽しみ」をつくる

    「1日1つの楽しみ」をつくる

    好きな音楽を聴く、丁寧に淹れたコーヒーをゆっくりと味わう、近所を少しだけ散歩して季節の匂いを感じる。

    どんなに小さなことでも構いません。「自分が心から心地よい」と感じる時間(五感を使った楽しみ)を、1日の中に意識的に1つでも持つことが、ストレス耐性を高めてくれます

    こうした「小さなご褒美」が、心を潤し、明日への活力を生み出してくれます。

    ストレスが限界のときは、専門家に相談を

    ストレスが限界のときは、専門家に相談を

    「セルフケアを試しても気分が晴れない」「もうこれ以上頑張れない」「こんな悩み、誰にも言えない」と感じたときこそ、専門家の力を借りるタイミングです。

    心の不調は「心の風邪」のようなもの。特別なことではなく、誰にでも起こりうることです。

    風邪をひいたら内科に行くように、心が疲れたら専門家に相談することは、自分を大切にするための賢明な選択です。

    誰かに話すだけでも、心は驚くほど軽くなります。

    「たま お悩み相談室」では、夫婦関係・家族・職場など、身近な人には話しづらいデリケートな悩みを、安心して相談できる場所です。

    あなたがあなたらしさを取り戻し、少しでも心穏やかに過ごせるように、経験豊富な専門家があなたの気持ちに寄り添いながら、一緒に解決の道を探します。

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    まとめ

    ストレスは、決して「悪者」ではなく、あなたに「少し休もう」「やり方を変えてみよう」と教えてくれる、大切な体からのサインです。

    今回の診断で気づいた、あなたの心や体の小さな変化を、どうか大切にしてください。そして、周りのペースに合わせすぎず、あなた自身の無理のないペースで心を休ませてあげましょう。

    セルフケアを続けてもつらさが残るときは、一人で頑張りすぎないで、遠慮なく専門家を頼ってください。

    一人で抱え込まず、少しずつ「自分を大切にする時間」を取り戻していくこと。それが、ストレスとしなやかに付き合っていくための最も確実な方法です。

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