私が先ほど「次にもっと幸せなことがある」とお伝えしたのは、決して気休めではなくて、実は心の仕組みとして、恋愛の本当の構造を表しているお話なんです。
恋愛が「強制的に終わる」というのは、見方を変えれば、「次のステージに進む準備が、もう整いましたよ」という人生からのお知らせでもあるんですよ。
浮気、風俗通い、隠していた不動産投資、肝心なことを「話さなくていいと思っていた」というお相手の感覚――これらは、結婚生活の土台になるはずの「誠実さ」「責任」「対話」が、すべて欠けているサインだったんですよね。
それを「優しさ」だけで埋めようとしても、長い人生では、必ずどこかで限界が来てしまいます。
ご相談者様の心が「結婚を控えているのだから」と声を上げ、別れに進んだのは、本当に、ご自分の人生を守るための、賢明な判断だったんですよ。
そして、「喧嘩別れだったから後悔している」というお気持ちは、ご相談者様の優しさの表れです。
最後まで穏やかに、相手を傷つけずに別れたかった――そんなお気持ちは、本当に尊いものです。
でも、相手があれだけの問題を抱えていて、こちらの誠実な投げかけにも応えてくれなかったのですから――喧嘩別れになってしまったのは、ご相談者様の責任ではないんですよ。
これを読んでくださっている、別れた相手のことが忘れられないあなたへ。
「楽しかった記憶」と「致命的な問題」は、別々の引き出しにしまっていいんですよ。
楽しかった時間まで否定する必要はありません。あれは確かに、あなたが愛されたいと願って、相手にも心を開いた、大切な時間でした。
そして、ここから先は――その時間を経たぶん、もっと深く、もっと誠実なお相手に出会える土台ができている、ということなんです。
35歳という年齢を、「もう若くない」と捉えるのではなくて、「ようやく、本当に自分を大切にしてくれる人を見抜けるようになった」と受け取ってみてくださいね。
幸せな恋愛は、これから必ずやってきますからね。