「どうせ私なんて」が口癖で、幸せになることに無意識にブレーキをかけている気がします。
自分に幸せになる許可を出すには、どうすればいいですか。
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「どうせ私なんて」が口癖で、幸せになることに無意識にブレーキをかけている気がします。
自分に幸せになる許可を出すには、どうすればいいですか。
お話を聞かせてくださってありがとうございます。
「どうせ私なんて、大したことない」というのは――それは、誰かと比べているから、かもしれませんね。
とある動物愛護家の方が、「動物たちは、ただ生きているだけなんだ」ということを、おっしゃっていました。
私たちも、動物の一部です。
「ただ生きている」ということは、それはとても意味があることなんですね。
「どうせ」という思いの奥には、「何者かにならなければならない」「何かを成し遂げなければならない」という思いが、あるのではないでしょうか。
何かを成し遂げるのは、やってもやらなくても、どっちでもいいことなんですよ。
私たちが、ここに生まれて、幸せに毎日を送る――それが、まず「生きる」ということなんです。
そして、そこで「幸せでいる」というのは、当然、一緒にあります。
誰かと比べたり、できていない自分に目を向けたり――そういうのは、もうちょっとお休みをして、今日、ここに生きているご自分を、楽しんで、幸せでいてくださいね。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど「ただ生きているということに、とても意味がある」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、ご自分への許可を取り戻すための、いちばん深い土台だからなんです。
「どうせ私なんて」と口にしてしまう方の中には、無意識のうちに、「私は何かを成し遂げて、特別な存在にならないと、生きていていい価値がない」という、隠れた思いを抱えている方が、本当に多いんですよ。
これは、子供の頃に「もっと頑張りなさい」「人並みじゃダメよ」「何者かになりなさい」と言われ続けて育った方によく見られる、心のクセでもあります。
その思いを抱えたまま大人になると、何かを少し達成しても「まだ足りない」、誰かに褒められても「まだ十分じゃない」と、ご自分の幸せに常にブレーキをかけてしまうんですね。
でも、本当は、人は「何かを達成したから幸せになれる」のではなくて、「今ここに生きていること自体が、すでに幸せの基盤」なんですよ。
朝、目が覚めた。お茶が美味しかった。窓から見える空が綺麗だった――そういう、すでにご自分の中にある「小さな幸せ」を、ちゃんと「あ、これも幸せ」と認めてあげること。
そこから、ご自分への幸せの許可は、ゆっくり育っていくんです。
これを読んでくださっている、「どうせ私なんて」と心の中でつぶやいてしまうあなたへ。
その口癖に気づけているだけで、もう、半分以上、変化は始まっているんですよ。
「あ、また『どうせ』って思っちゃったな」と気づいたら――「でも、今日ここにいる私で、大丈夫」と、優しく言い換える練習を、してみてください。
最初は嘘っぽく感じても、続けていくうちに、心がちゃんとついてきます。
そして、「何者かになる必要」は、本当は、ないんですよ。
ご相談者様は、ただご自分の人生を、ご自分のペースで生きていくだけで、十分に価値ある存在なんです。
「ただ生きている、それだけで素敵」――その感覚を、毎日少しずつ、ご自分の中に育てていってくださいね。