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嫌われるのが怖くて本当の自分を出せない…自分軸を持つには何から始めれば?(40代女性)

相談内容の要約
  • 人に嫌われるのが怖くて、本当の自分を出すことができない。
  • 周りに合わせすぎて、自分の意見を大切にできなくなっている。
  • 自分軸を持つために、何から始めればいいか知りたい。

Q

人に嫌われるのが怖くて、本当の自分を出せません。

自分の意見を大切にできる「自分軸」を持つには、何から始めればいいですか。

お話を聞かせてくださってありがとうございます。

自分軸――難しいですよね。

本当の自分を出せない時は、「自分の本来の姿は醜い」「足りていないところがある」というふうに、思っていらっしゃることがあります。

場合によっては、欠けている部分を隠しすぎて、それがどこに行ったか分からなくなっている、ということもあるんですね。

まずは、ご自分のことを、好きになってください。

良いところ、得意なことというのはもちろんなんですが、欠けているところ、人に知られたら嫌だなと思うところも含めて、好きになるんです。

すぐに、ちょっと欠点といいますか、マイナスの部分を好きになるというのは、難しいかもしれません。

その場合は、「そんな自分もOKだ」「こんなふうに、ちょっとできない自分も、OKだ」というふうに、認めるんですよ。

そこから、始めてください。

ご自分を徹底的に認めて、そして好きになれたら――自然に自分軸ができて、ありのままのご自分で、生きられるようになっていきますからね。

私が先ほど「欠けているところも含めて好きになって」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、自分軸を育てる、いちばん根本的な土台だからなんです。

「人に嫌われるのが怖い」――この感覚の奥には、「私には嫌われる要素がある」「ありのままの私を見せたら、誰も付き合ってくれない」という、深いところでのご自分への不信感が、あることが多いんですよ。

その不信感を抱えたまま、「自分の意見を言おう」「ありのままで生きよう」と頑張ろうとしても、心の奥のセンサーが「危ない、隠して!」と警報を鳴らしてしまいます。

ですから、まず必要なのは、意見を主張する練習ではなくて――「私はこのままで、大丈夫」「足りないところも、私の一部」と、ご自分を許す時間なんですね。

そして、もうひとつ大事な視点があります。

完璧に整った人だけが、人から愛されるわけでは、ないんですよ。

むしろ、ちょっと抜けているところ、苦手なこと、つまずいたエピソード――そういう「人間らしさ」のほうが、人との温かいつながりを作ってくれることが多いんです。

これを読んでくださっている、嫌われるのが怖くて本音を隠しているあなたへ。

最初の一歩は、「私のここは、欠けてるけど、まあいいや」と、心の中でつぶやくところから、始めてみてください。

「片付けが苦手な私、まあいいや」「集まりで上手く話せない私、まあいいや」「人より遅い私、まあいいや」――。

そうやって、ご自分の中の「欠点」と思っていた部分に、優しい笑顔を向けてあげるんです。

すると、不思議なことが起きます。

ご自分を許せるようになってくると、人の小さな欠点にも、優しくなれるんですよ。

そして、お互いに完璧でなくていい空気の中で、「本当のあなた」を見せても大丈夫な関係が、自然と育ってきます。

「嫌われないようにする」のではなく、「ご自分を大切にしながら生きる」――その姿勢の中に、本物の人とのつながりは、ちゃんと育っていきますからね。

急がなくていいんです。今日の自分を、ひとつだけ「いいよね」と認める――そんな小さな一歩から、始めていってくださいね。

たま先生のプロフィール

たま先生(中森 万美子)
「たま お悩み相談室」代表カウンセラー
たま先生

「妻だから」「母だから」「社会人だから」と、自分を犠牲にして頑張りすぎているあなたへ。心をフワッと軽くする「自分ファースト」な生き方を提案する心理カウンセラーです。

2025年からSNSでの発信を開始し、フォロワーは累計4万人を突破。夫婦問題から職場の人間関係、漠然とした孤独感まで、年代を問わず幅広いご相談にお答えしています。

「もう限界…」「誰かに分かってほしい」——そんな行き場のない思いを抱えた方が、最後にホッと息を吐ける『心の駆け込み寺』として、全国からオンラインでご相談に寄り添っています。


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