50代です。
これまでの人生で、ずさんな家計管理やずさんな子育てをしてしまったこと――この歳になって、深い後悔と罪の意識に苛まれ、生きづらさを感じています。
「もう終わりにしたい」と思う日々です。
気がつけば孤立していて、誰にも必要とされていないという寂しさと苦しさの中で、何とか息をしているような状態です。
自ら死ぬ勇気もなく、ただ時間だけが過ぎていきます。
この苦しい日々は、自分の過去の行いが招いた因果応報だと、諦めるしかないのでしょうか。
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50代です。
これまでの人生で、ずさんな家計管理やずさんな子育てをしてしまったこと――この歳になって、深い後悔と罪の意識に苛まれ、生きづらさを感じています。
「もう終わりにしたい」と思う日々です。
気がつけば孤立していて、誰にも必要とされていないという寂しさと苦しさの中で、何とか息をしているような状態です。
自ら死ぬ勇気もなく、ただ時間だけが過ぎていきます。
この苦しい日々は、自分の過去の行いが招いた因果応報だと、諦めるしかないのでしょうか。
お気持ち、本当にしんどいですね。お話を聞かせてくださってありがとうございます。
今、ご相談者様は深い後悔を抱えながら過ごしていらっしゃるんですよね。
でも、考えてみてください。
今から10年経った時、また10年前――つまり、ちょうど今この時間のことを、「あの時間も、もったいなかった、無駄にしてしまった」と、また同じように後悔してしまうかもしれませんよ。
私たちというのは、今にしか生きられないんです。
そして、人生で起きる多くの物事というのは、今、目の前のことが「初体験」なんですね。後になってから「もっと良いやり方があったな」と思う、それが普通のことなんですよ。
過去にご経験されたことは、もう、それで良かったんです。
そして今、「あれは違ったな」と思われるのであれば――今を良い時間にする方法のほうを、考えていただきたいんです。
因果というのは、いつまでもその人を苦しめるものではないんですよ。気づいたら、そこで終わりなんです。
「もっと丁寧に生きたらよかった」と思われるのであれば、それなら今、丁寧に楽しんで生きてみてくださいね。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど「因果というのは気づいたら終わりです」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、とても大切な救いのお話だからなんです。
「過去の行いが今の苦しみを招いている」――そんなふうに思い込んでしまうと、私たちはまるで終わらない罰を受けているような気持ちになってしまいます。
でも、本当はそうではないんですよ。
過去のご自分は、その時できる精一杯のことをして生きていらっしゃいました。家計管理がずさんだったのも、子育てが思うようにいかなかったのも――その時のあなたの中には、知らなかったこと、見えていなかったこと、抱えきれない事情が、確かにあったはずなんです。
今のあなたが「あれは違ったな」と振り返ることができるのは、それだけご自分が成長されたからこそ、なんですよ。
その成長を否定する材料にしてしまうのは、本当にもったいないことなんです。
そして、「もう終わりにしたい」というお気持ちまで湧いてきていらっしゃる――これは、命の危険信号です。決して「弱い人」「ダメな人」が抱く感情ではないんですよ。長く我慢し続けた心が、いま助けを求めている状態なんです。
これを読んでくださっているあなたへ。
もし「終わりにしたい」という気持ちが続いているなら、どうか一人で抱え込まないでください。よりそいホットライン(0120-279-338、24時間無料)や、いのちの電話など、声を聞いてくれる場所が必ずあります。
そして、たま先生のような相談窓口も、いつでも開いていますからね。
「丁寧に生きたかった」というあなたの願いは、今この瞬間からでも、叶えていくことができるんですよ。
朝、温かいお茶を一杯ゆっくり淹れる。窓を開けて、外の空気を一度深く吸い込む。本当に小さなことから、ご自分への優しさを取り戻していってくださいね。
過去の自分を、今日のあなたが、そっと許してあげていいんです。