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何をするにも「損か得か」で考えてしまい心から楽しめない…純粋な気持ちを取り戻すには?(40代女性)

相談内容の要約
  • 何をするにも「損か得か」を計算してしまい、心の底から楽しむことができない。
  • 子供のように純粋な気持ちで物事を味わいたい、と思っても損得勘定がよぎってしまう。
  • 純粋な気持ちを取り戻す方法を知りたい。

Q

何をするにも「損か得か」を考えてしまい、心の底から楽しむことができません。

子供のように純粋な気持ちを取り戻すには、どうすればいいでしょうか。

お話を聞かせてくださってありがとうございます。

「損か得か」ということを考える――その奥には、「自分は何かと損をしているな」という思いが、隠れているのかもしれません。

「損をしている」、もしくは「損をするかもしれない自分」というのは、「欠けている自分」なんですね。

「自分には何かが足りなくて、もっと何かで満たさなければ、完璧ではない、幸せではない」――そんな思いが、根っこにあるということなんです。

そんな時に、思い出していただきたいのは――「自分は、今のままでOK」「これで、幸せだ」ということです。

何か足りない、欠けている、それでいいんです。何か足らないのが、普通の人間なんですよ。

「もっと何かを手に入れなければ、幸せになれない」というのは、間違いで――今のままで、十分に素敵で、幸せなんですね。

このことが受け入れられるようになると、何を選んでも、たとえ選んだものが他の人のものよりも小さかったとしても――ご自分は幸せですから、「損か得か」という意識が、なくなっていきます。

そうやって、どんどん心にゆとりが生まれて、幸せな気持ちを感じやすくなりますからね。

ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

私が先ほど「自分は今のままでOK、これで幸せ」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、心の豊かさを取り戻すための、いちばん土台になる考え方だからなんです。

「損か得か」を計算してしまう方は、実は、損をしているわけではないんですよ。

むしろ「損をしないように」とずっと頭をフル稼働させて、生活の中の細かな選択にまで、エネルギーを使い続けているんです。

その「エネルギーの消耗」こそが、心から楽しめない原因だったりするんですね。

そして、その背景には「私は何か足りない人間だ」「もっと何かを手に入れないと幸せになれない」という、深いところでの不足感があることが、本当に多いんですよ。

子どもが純粋に楽しめるのは、知識や経験が少ないからではなくて、「今ある時間、今ある場所」に、ただ完全にいるからなんです。

明日のために節約する、もっと良いものを手に入れる――そういう未来への計算がない分、「今」を100%味わえているんですね。

これを読んでくださっている、何をしても損得勘定が頭をよぎるあなたへ。

「損か得か」と考えてしまうことを、責めないでくださいね。

それは、ご相談者様がこれまで真面目に、賢く、頑張って生きてきた証なんですよ。

ただ、これからの時間は、ひとつ、こんな小さな練習を始めてみてください。

「これは、損得を考えずに、ただ楽しむ時間」――そう決めて、お茶を一杯飲む。窓の外を眺める。お風呂にゆっくり入る。

最初は、頭の中で「これって意味あるのかな」「もっと有意義に過ごさなきゃ」という声が聞こえてくると思います。

その声に「ありがとう、でも今は損得は脇に置くね」と返してあげてくださいね。

そういう小さな積み重ねの中で、「ただ味わうだけで満たされる時間」が、少しずつ戻ってきますからね。

「今のままで十分」――この感覚を、毎日少しずつ、ご自分の中に育てていってくださいね。

たま先生のプロフィール

たま先生(中森 万美子)
「たま お悩み相談室」代表カウンセラー
たま先生

「妻だから」「母だから」「社会人だから」と、自分を犠牲にして頑張りすぎているあなたへ。心をフワッと軽くする「自分ファースト」な生き方を提案する心理カウンセラーです。

2025年からSNSでの発信を開始し、フォロワーは累計4万人を突破。夫婦問題から職場の人間関係、漠然とした孤独感まで、年代を問わず幅広いご相談にお答えしています。

「もう限界…」「誰かに分かってほしい」——そんな行き場のない思いを抱えた方が、最後にホッと息を吐ける『心の駆け込み寺』として、全国からオンラインでご相談に寄り添っています。


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