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昇進したのに無能だとバレるのが怖い…期待されるプレッシャーで限界です(30代女性)

相談内容の要約
  • 昇進して周りから祝福されているが自分には価値がないと罪悪感を感じている
  • 運が良く周りを騙せただけでいつか無能だとバレるのが怖い
  • 完璧な自分を演じることに限界を感じておりこんな自分はおかしいのかと悩んでいる

Q

35歳の女性です。先日昇進しました。周りは「おめでとうございます」と言ってくれます。でも私は心の中で「ごめんなさい」と謝っています。

私にはそんな価値がありません。運が良かっただけで、周りをうまく騙せただけです。いつか私が無能だとバレる、期待されるのが怖いのです。

完璧な自分を演じ続けるのがもう限界です。いっそ早くバレてしまえばいい、そうすればこの息の詰まる毎日から解放されるのにと考えてしまいます。

こんなことを考えてしまう私はおかしいのでしょうか。

とても責任感が強く、真面目な方なのでしょうね。あなたは決して、無能なんかではありませんよ。

ただし、「何かができるからすごい」というわけでもないのです。あなたの存在そのもの、そして責任感が強くて一生懸命なところ、さらにはちょっと怖がりで気が弱いところも含めて、そのすべてが素晴らしいんですよ。

ですから、「期待に応えなければ」「そうでなければこの役に就いた意味がない」と、そこまで強く思い詰める必要はありませんし、無理をする必要もありません。

これまでやってこられたのと同じように、粛々と目の前のお仕事に打ち込まれる。ただそれだけで、十分に期待に応えていることになりますよ。

完璧である必要なんてありませんし、そもそも人間は完璧になんてなれないものです。ありのままのご自分で良いのだということに、どうか気づいてくださいね。

今回のご相談では、昇進に伴うプレッシャーと、「本当の自分」への無価値感についてお話しさせていただきました。

私が先ほど「何かができるからすごいわけではない」「ありのままで良い」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、真面目で責任感の強い人ほど「インポスター(詐欺師)症候群」と呼ばれる心理状態に陥りやすいからなのです。

これは、自分の実力や実績を「ただ運が良かっただけ」「周りを騙しているだけ」と過小評価してしまい、いつか化けの皮が剥がれるのではないかと怯えてしまう状態のことです。周りの期待に応えようと必死に「完璧な自分」を演じるあまり、心がすり減って息が詰まってしまうのですね。

この記事を読んでくださっている方の中にも、評価されることへの恐怖や、「できない自分」がバレることを恐れて苦しんでいる方がいらっしゃるかもしれません。

そんな時は、「周りが評価してくれた自分」を、まずはそのまま受け取ってみてください。あなたが周囲を騙したわけではありません。周りの人が、あなたの一生懸命な姿勢やこれまでの積み重ねを見て、正当に評価してくれた結果なのです。

「完璧な人間」はどこにもいません。弱さや怖がりな部分も含めて、あなたがこれまでに培ってきた大切な魅力です。どうか肩の力を抜いて、等身大のあなたのままで、新しいステージを歩んでいってくださいね。


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たま先生のプロフィール

たま先生(中森 万美子)
「たま お悩み相談室」代表カウンセラー
たま先生

「妻だから」「母だから」「社会人だから」と、自分を犠牲にして頑張りすぎているあなたへ。心をフワッと軽くする「自分ファースト」な生き方を提案する心理カウンセラーです。

2025年からSNSでの発信を開始し、フォロワーは累計4万人を突破。夫婦問題から職場の人間関係、漠然とした孤独感まで、年代を問わず幅広いご相談にお答えしています。

「もう限界…」「誰かに分かってほしい」——そんな行き場のない思いを抱えた方が、最後にホッと息を吐ける『心の駆け込み寺』として、全国からオンラインでご相談に寄り添っています。


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