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職場で政治的主張を押し付けてくる同僚がしんどい…上手に距離を取るには?(30代女性)

相談内容の要約
  • 30代会社員女性。職場に「あの政党を支持するのはバカ」など強い口調で政治的意見を語ってくる同僚がいる。
  • 「私はあんまり詳しくないから」とかわしても「無関心なのが問題」と押し付けられ、顔を合わせるのもしんどい。
  • 同じチームで関わらないわけにはいかず、どう対処すればよいか悩んでいる。

Q

30代の会社員、女性です。

職場に、自分の政治的な意見や価値観をしょっちゅう話してくる同僚がいます。

例えば、「この政策は間違ってる」「あの政党を支持するのはバカだ」など、かなり強い口調で意見を語ってきます。

私は政治についてそこまで詳しくないし、そもそも職場でそういう話をしたくありません。

「私はあんまり詳しくないから」と、やんわりかわしても、「無関心なのが問題なんだよ」と、押し付けるように言われてしまい、正直、顔を合わせるのもしんどくなってきました。

同じチームなので、関わらないわけにはいかず、どう対処すればいいのか、悩んでいます。

お話を聞かせてくださってありがとうございます。

政治の話を含め、価値観を押し付けられるのは、とても不快ですね。それを職場でしたくない、と思われるお気持ち、よく分かります。

ただね、こういったご自分の主張を強くされる方に、真っ向から話をしても、こちらが意見をしても、余計に燃え上がられるだけの可能性が、高いんですよ。

ですので、同じチームということですけれども、できるだけお二人で会話をしないように、お相手を避けてください。

仕事の話以外のことで、お二人にならないようにされる。

そして、そういった話題――今回の場合は政治の話ですけれども――が出たら、「仕事に戻りますね」というふうに、軽く話を切って、その場を離れる。

そうやって、同じチームの別の方や、職場の上司、先輩――信頼できる方に、「ちょっとこういう事情があってしんどいんだ」と、お話しておかれることを、お勧めします。

私が先ほど「真っ向から話をしても、余計に燃え上がる可能性が高い」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、こういうタイプの相手と接する時の、いちばん大切な原則だからなんです。

ご自分の意見を強く押し付けてくる方には、ある共通の特徴があります。

それは「自分の意見を受け入れてもらえないと、自分自身を否定された気持ちになる」という、繊細さなんですよ。

外から見ると、政治の主張を強く語る姿は、自信に満ちて見えるかもしれません。

でも、その内側では、「自分の考えを認めさせないと、自分の存在価値が揺らぐ」という、深い不安が動いていることが、多いんです。

ですから、こちらが「それは違うと思う」「私はそう思わない」と正面から反論すると、相手は「攻撃された」と感じて、ますます強くこちらに押し付けてくる――こういう悪循環に、簡単にはまってしまうんですね。

そして、もうひとつ大事な視点があります。

職場の人間関係でしんどい問題が起きた時、ご自分一人で抱えこまないでください。

「ちょっと困っている」「業務に支障が出そうで心配」――こういう客観的な表現で、信頼できる上司や先輩に、状況を共有しておくこと。これは、決して告げ口でも、わがままでもなく、職場で働き続けるための、必要な自己防衛なんですよ。

これを読んでくださっている、職場の同僚に価値観を押し付けられて苦しんでいるあなたへ。

「相手を変えよう」「正論で打ち負かそう」とは、思わないでください。

それは、本当に大量のエネルギーを消費する、しかも報われない戦いになってしまいます。

代わりに、「相手の話のスイッチが入ったら、自分はその場を離れる」というルールを、ご自分の中で決めてみてください。

トイレに立つ、お茶を取りに行く、急ぎの仕事に戻る――何でもいいんです。物理的にその場から離れることで、相手の話の波に巻き込まれる時間を、最小限に抑えていけます。

そして、その同僚との「業務に必要な最低限の関わり」だけは、淡々と丁寧に保ち続ける。

これを続けていくと、相手も「この人にいくら話しても、響かないな」と感じて、自然と他のターゲットに移っていくことが、多いんですよ。

ご自分の心と時間を、本当に大切なことに使うために――上手な距離の取り方を、少しずつ身につけていってくださいね。

たま先生のプロフィール

たま先生(中森 万美子)
「たま お悩み相談室」代表カウンセラー
たま先生

「妻だから」「母だから」「社会人だから」と、自分を犠牲にして頑張りすぎているあなたへ。心をフワッと軽くする「自分ファースト」な生き方を提案する心理カウンセラーです。

2025年からSNSでの発信を開始し、フォロワーは累計4万人を突破。夫婦問題から職場の人間関係、漠然とした孤独感まで、年代を問わず幅広いご相談にお答えしています。

「もう限界…」「誰かに分かってほしい」——そんな行き場のない思いを抱えた方が、最後にホッと息を吐ける『心の駆け込み寺』として、全国からオンラインでご相談に寄り添っています。


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