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褒められても「お世辞に決まってる」と受け取れません…素直に信じられない理由は?(40代女性)

相談内容の要約
  • 人から褒められても「お世辞に決まってる」と、素直に受け取れない。
  • 褒め言葉をまっすぐ信じることができず、いつも斜めに受けてしまう。
  • どうして言葉を素直に信じられないのか、対処法を知りたい。

Q

人から褒められても、「お世辞に決まってる」と、素直に受け取れません。

どうして言葉をまっすぐ信じられないのでしょうか。

お話を聞かせてくださってありがとうございます。

褒め言葉の受け止め――私たち日本人は、得意でない傾向かもしれませんね。

褒め言葉を受け入れられない気持ちの根底には、「お世辞に決まってる」という思い、もしくは「褒め言葉を素直に受け入れるのが恥ずかしい」という思いが、あるのかもしれません。

褒め言葉を受け入れにくいという方は、「他人を褒めるのが苦手」ではないかな、と、ちょっと考えてみてください。

そして、「ご自分を褒めるのは、もっと苦手」なのではないでしょうか。

人間は、ご自分に対してできないことは、他人にはできないんですね。

「自分に厳しく、他人に優しく」という言葉がありますけれど――実は、ご自分に厳しい人は、他人にも優しくできないものなんですよ。

褒め言葉を受け入れられる人になるために、まずは、ご自分を褒めることを、始めていただきたいんです。

「今日はよく頑張った」「これができてすごい」――そんなふうに、ご自分でご自分を褒める。

すると、そのうち自然に、人のことも褒められるようになってきます。

そうなれば、人から褒めてもらって、素直に「ありがとう。あなたもすごいよ」と、そんな会話ができるようになりますからね。

ぜひ、チャレンジしてみてください。

私が先ほど「ご自分に厳しい人は、他人にも優しくできない」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、長年信じられてきた言葉の誤解を解く、大切なお話だからなんです。

「自分に厳しく、他人に優しく」――これは、日本でとてもよく言われる美徳です。

でも、心理学的に見ると、これは難しいんですよ。

なぜなら、私たちが他人にかける言葉や態度は、無意識のうちに、ご自分にかけている言葉や態度の「鏡」になっているからなんです。

ご自分に対して「もっと頑張れ」「まだ足りない」「これくらいで満足しちゃダメ」と厳しい言葉をかけ続けている方は、他人を見ても、無意識のうちに「もっと頑張れるはず」「これくらいで褒めたら甘やかしになる」と、厳しい目線を向けてしまいます。

そして、誰かから褒められても、心の奥で「私を褒めるのは、相手が甘いから」「もっと厳しい目で見たら、私の至らないところが見えるはず」と、思ってしまうんですね。

その結果、「お世辞に決まってる」という解釈に、たどり着いてしまうんですよ。

これを読んでくださっている、褒め言葉を素直に受け取れないあなたへ。

ご自分への厳しさを、少しだけ緩めてみてください。

毎晩寝る前に、ノートに「今日、自分を褒めるなら何を褒める?」を、3つだけ書く――そんな小さな練習から、始めてみるんです。

「ちゃんと朝起きた」「お昼ご飯を作った」「夜、本を読んだ」――どんなに小さなことでもいいんですよ。

最初は「こんな当たり前のことで自分を褒めるなんて」と、抵抗を感じるかもしれません。

でも、当たり前のことをちゃんとできている――それを毎日、ご自分で認めてあげること。これが、ご自分への優しさを取り戻す第一歩なんです。

そして、ご自分を褒められるようになってくると、不思議と、人から褒められた時にも、素直に「ありがとう」と笑顔で受け取れるようになっていきます。

「お世辞かどうか」を判定しなくていいんですよ。

その人が、その瞬間に、あなたを良いと感じてくれた――その事実を、そのまま、贈り物として受け取ってあげてくださいね。

褒め言葉を素直に受け取れるあなたは、きっとご自分のことも、もっと愛せるようになっていきますからね。

たま先生のプロフィール

たま先生(中森 万美子)
「たま お悩み相談室」代表カウンセラー
たま先生

「妻だから」「母だから」「社会人だから」と、自分を犠牲にして頑張りすぎているあなたへ。心をフワッと軽くする「自分ファースト」な生き方を提案する心理カウンセラーです。

2025年からSNSでの発信を開始し、フォロワーは累計4万人を突破。夫婦問題から職場の人間関係、漠然とした孤独感まで、年代を問わず幅広いご相談にお答えしています。

「もう限界…」「誰かに分かってほしい」——そんな行き場のない思いを抱えた方が、最後にホッと息を吐ける『心の駆け込み寺』として、全国からオンラインでご相談に寄り添っています。


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