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15年同棲した優しい夫とレス。愛情表現豊かな別の男性に揺れています(40代女性)

相談内容の要約
  • 40代女性。50代の夫とは長年の同棲を経て結婚し、付き合って半年から「家族としか見られない」とレスになり、10年以上キスもハグもない。
  • 夫は優しく友達のように楽しめる良いパートナーだが、相手から求められる安心や幸福感が欲しいと感じている。
  • そんな中、好意を寄せる別の男性から真剣な交際を求められて揺れているが、長年の夫を捨てる後悔も拭えない。

Q

40代の女性です。

50代の夫とは、長年の同棲を経て結婚、数年目になります。

実は付き合って半年で、彼が原因でセックスレスになり、「家族としか見られないから、行為はできない」と言われました。

当初は何度も話し合いましたが、「話し合うほどプレッシャーになる」と言われ、その話題には触れずに過ごしてきました。

それ以外は自然体でいられる優しい人で、良いパートナーだと思っています。

40代になり、「医療の力を借りてでも子供が欲しい」と結婚して、不妊治療にも挑みましたが、授からず、今は夫婦二人で暮らしています。

夫に対しては情もあり、友達のように楽しく過ごしていますが、もう10年以上、キスやハグもなく、「このまま一生を終えるのかな」と悩むことがあります。

分かって結婚した私にも責任がありますが、ただ行為がしたいのではなく、相手に求められる安心や幸福感が欲しいのです。

そんな時、私に好意を寄せてくれる50代後半の仕事仲間の男性から、「真剣に付き合ってほしい」と言われました。

彼はバツイチで養育費の支払いもあり、経済的には厳しく、ストレートすぎる物言いに戸惑う部分もあります。

しかし、愛情表現が豊かで、一緒にいると、夫にはない部分が満たされ、幸福感を得られます。

全てを投げうって彼と一緒になる未来を想像しては、「やはり長い付き合いの夫を捨てたら後悔する」「悲しい思いをさせたくない」と、踏みとどまる日々です。

客観的に見て、どうするべきか、アドバイスをお願いします。

お話を聞かせてくださってありがとうございます。ご相談者様、渦中にいらっしゃりながら、冷静にそれぞれのお相手をしっかり見られていますね。

そこでなんですけれど、ご相談者様はパートナーという存在に、何を求めていらっしゃるんでしょうね。

スキンシップや愛情表現といった、表面上のことではなくて、「本当に、どういう相手と、どう生きていきたいのか」――それを考えていただきたいんです。

スキンシップができる相手に変えたとしても、また何かで、それができなくなってしまうかもしれませんし、もしくは、ご相談者様ご自身が、自然にそれを望まなくなる可能性もあります。

そういう表面上のことではなくて、本当にどういう相手と、どんな人生を歩みたいのか、まずそこを考えてみてくださいね。

現在、ご主人がご相談者様にはいらっしゃるんですよね。

そのご相談者様に「付き合ってほしい」と言ってくる、お相手の「本質」についても、ちょっと考えられてはいかがでしょうか。

私が先ほど「お相手の本質についても考えてみてください」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、こういう揺れの中で大事な判断軸を取り戻すための、大切な視点だからなんです。

「夫からの愛情表現がない」「別の男性が私を求めてくれる」――この対比は、つい、頭の中で「足りないもの」と「埋めてくれるもの」のシンプルな式に、見えてしまうんですね。

でも、人と人の関係は、そんなに単純ではないんですよ。

ご相談者様に告白してこられた仕事仲間の方は、ご相談者様が「結婚している」ことを知っていらっしゃるはずです。

「真剣に付き合ってほしい」と言いながらも、ご相談者様の家庭を壊すかたちで関係を求めてくる――この前提に、本当の意味の「誠実さ」があるのかどうか、一度、冷静に見つめてみてくださいね。

「愛情表現が豊かな人」が、必ずしも「あなたを大切にする人」とは限らないんですよ。

そして、もうひとつ大事な視点があります。

10年以上のセックスレスを抱えながらも、ご夫婦が「友達のように楽しい関係」「自然体でいられる優しい人」を保ち続けていらっしゃるのは、それ自体、すごく稀で、価値のあることなんです。

40代後半から先の人生で、ご相談者様が何を「優先したい」のか――そこをじっくりお考えになってみてください。

これを読んでくださっている、長年のパートナーシップの中で「物足りなさ」を感じているあなたへ。

「足りないものを別の人で埋める」という選択は、一見、解決のように見えて、実は新しい問題の入り口でもあるんです。

「夫との関係に、本当に必要なものは何か」「自分が本当に求めているのは、行為そのものなのか、それとも別のかたちの愛情なのか」――その問いに、ご自分の心の声で答えてあげてくださいね。

そして、もしそれがご夫婦の中で取り戻せそうなら、もう一度、ご主人と「話し合い」ではなく「日常の小さなつながり」を、丁寧に育ててみるという道もあります。

肩を触れる、手をつなぐ、隣に座る――そんな小さなことから、もう一度始めてみることもできるんですよ。

どちらを選ばれるにしても、ご自分の本当の声を、いちばん大切にしてあげてくださいね。

たま先生のプロフィール

たま先生(中森 万美子)
「たま お悩み相談室」代表カウンセラー
たま先生

「妻だから」「母だから」「社会人だから」と、自分を犠牲にして頑張りすぎているあなたへ。心をフワッと軽くする「自分ファースト」な生き方を提案する心理カウンセラーです。

2025年からSNSでの発信を開始し、フォロワーは累計4万人を突破。夫婦問題から職場の人間関係、漠然とした孤独感まで、年代を問わず幅広いご相談にお答えしています。

「もう限界…」「誰かに分かってほしい」——そんな行き場のない思いを抱えた方が、最後にホッと息を吐ける『心の駆け込み寺』として、全国からオンラインでご相談に寄り添っています。


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