10代からのご相談です。陸上をやっている進行さんです。
この1年間、本当にいいことがありません。
去年の11月に怪我をして、冬季にまともに練習ができず、今日走ってみたら、タイムがとても落ちていました。
去年の成績が良かっただけに、同じ成績を出せず、「自分の取り柄がなくなる」ことへの恐怖を感じています。
今、上手くいっている周りの人間を恨んでしまいます。
さらに去年は、元彼女に浮気まがいのことをされた上に、それをネタにされるなど、他にも酷いことが続き、ずっと人生のどん底をさまよっている感じです。
全てが嫌になりました。
これから色々上手くいくためのアドバイスを、お願いします。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど「これは未来の幸せに向けた練習なんですよ」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、人生のどん底にいる時に思い出してほしい、いちばん大切な視点だからなんです。
私たちは、辛いことが連続して起きると、「もう運に見放された」「自分だけが不幸だ」と感じてしまいます。
特に若い時期は、初めて味わうつらさが、人生全体のように大きく見えてしまうんですよ。
でも、後から振り返ってみると、その「どん底」の時期に何を選んだかが、その後の人生の土台を作っていることが、本当に多いんです。
調子のいい時に頑張れる人はたくさんいます。でも、調子が悪い時、結果が出ない時、誰かに笑われそうな時――そんな時こそ歯を食いしばって続けられた人だけが、本物の力を持つ大人に育っていくんですよ。
そして、もうひとつ大事な視点があります。
「周りを恨んでしまう」というお気持ちも、本当はあなたが「もう一度勝ちたい」「ちゃんと結果を出したい」という意欲を持っている証なんですよ。
無気力になっている人は、周りと比べることすらしないんです。比べてしまうということは、まだあなたの中に火が残っている、ということなんですね。
これを読んでくださっている、若くしてつらい時期を迎えているあなたへ。
元カノさんに傷つけられた経験も、決して無駄にはなりません。
その痛みがあるからこそ、これから出会う相手の「誠実さ」を見抜く目を、あなたはもう持っているんですよ。
そして、陸上のタイムは、地道に積み上げていけば、必ず戻ってきます。そして戻ってきた時、あなたは「一度落ちて、自分の力で戻した人」になっています。
これは、ただ順調に伸びてきた人よりも、ずっと深い強さを身につけた人、ということなんですよ。
どん底は、必ず終わります。終わった時、振り返って「あの時の自分、よく頑張ったな」と思える1年にできるかどうかは、今この瞬間のご自分の選択にかかっているんですよ。
応援していますね。