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2026年7月23日51離婚の悩み

夫の浮気で離婚したいけど専業主婦で収入ゼロ…子どもを抱えて離婚できますか?(30代女性)

相談のポイント

  • 夫の浮気が発覚し、逆ギレして「構わないお前が悪い」と責任を押しつけられた
  • 専業主婦で収入はゼロ、貯金も少なく、子どもを抱えて家を出る勇気が持てない
  • 専業主婦でも離婚できるのか、夫に頼らず生きていく方法を知りたい

相談者30代女性

ご相談

もう、こんな結婚生活はうんざりです。

夫の浮気が発覚しました。

最初は「ただの友達だよ、誤解だよ」と言っていたのですが、証拠を突きつけたとたん、態度が一変したんです。

逆ギレして「お前が家のことばかりで、俺を構わないからだ」と、開き直りました。

私は子どもの世話も家事も、全部ひとりでやっているのに。

専業主婦だからって、何でもかんでも我慢しなきゃいけないのでしょうか。

こんな夫とは、一日でも早く離婚したい。

でも、私はずっと専業主婦で、収入はゼロです。

貯金も、少ししかありません。

子どもを抱えて、すぐに家を出る勇気が、どうしても持てないんです。

経済的に夫に頼らず、生きていく方法はあるのでしょうか。

今の私でも、離婚できるのでしょうか。

たま先生

たま先生代表カウンセラー

カウンセラーの回答

お話を聞かせてくださって、ありがとうございます。

ここまで、本当によく頑張ってこられましたね。

信じていた人に裏切られて、しかもその責任まで押しつけられて。

その悔しさや悲しさは、どれほどのものだったでしょう。

まず、はっきりとお伝えさせてくださいね。

専業主婦でも、離婚はできます。

これは、間違いなくできるんですよ。

かつて専業主婦だった方で、離婚をして、今とても幸せに暮らしていらっしゃる方は、本当にたくさんいらっしゃいます。

だから、どうか「収入がないから無理だ」と、そこで諦めないでほしいんです。

そのうえで、二つのことをお話しさせてくださいね。

一つめは、あなたが受け取れるものを、先に知っておくことです。

離婚のときには、養育費や慰謝料、それから財産分与といって、これまでご夫婦で築いてきた財産を分けてもらえる仕組みがあります。

さらに、ひとり親を支える公的な支援も、いろいろとあるんですよ。

まずは、自分がどのくらい受け取れそうなのか、そこを調べてみてください。

市役所の窓口や、自治体の無料法律相談を使うと、ひとりで抱え込まずに、見通しが立てやすくなりますよ。

数字がぼんやりでも見えてくると、漠然とした不安が、少しだけ小さくなるんです。

二つめは、少しずつでいいので、働き始めてみることです。

いきなりたくさん稼ごうとしなくて、大丈夫。

最初は、パートで一歩、外に出てみる。

それだけで十分なんです。

「自分でお金を稼げている」――そう実感できたとき、あなたの中に、じわじわと自信が戻ってきます。

その自信は、お子さんを抱えて生きていくための、確かな力になってくれますよ。

焦らなくて、大丈夫。

一日で、全部を決めなくていいんです。

情報を集めてみる、少しだけ外に出てみる。

その小さな一歩から、あなたの新しい暮らしは、ちゃんと始められますからね。

心理のポイント解説

私が先ほど「少しずつでいいので、働き始めてみてください」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、とても大切なことが隠れているからなんです。

人は、「自分には、どうすることもできない」と感じたとき、いちばん苦しくなります。

心理学では、これを無力感と呼びます。

収入がない、貯金も少ない、子どももいる。

そうやって「もう逃げ道がない」と思い込んでしまうと、心はどんどん縮こまって、考える力さえ奪われてしまうんです。

だから、ご主人のひどい言葉に、うまく言い返せなくなってしまう。

でも、それはあなたが弱いからでは、まったくないんですよ。

「選べない」という状況が、あなたを追い詰めているだけなんです。

あなたが「家を出る勇気が持てない」と感じるのも、あなたに勇気が足りないからでは、ないんですよ。

心が、選べる材料をまだ手にしていないから、足がすくんでいるだけなんです。

ここで効いてくるのが、「自分で稼げた」という、小さな実感です。

たとえ月に数万円でも、「私は、自分の力でお金を生み出せた」と分かった瞬間、心の中に、選択肢が一つ増えます。

選択肢が増えると、「いざとなっても、私はやっていける」という土台ができてきます。

この土台のことを、自己効力感といいます。

自己効力感が戻ってくると、不思議なことに、相手の言葉に振り回されにくくなっていくんです。

だから、受け取れるお金や支援を先に調べておくことも、同じように大切なんですよ。

「これだけは受け取れる」と数字で見えた瞬間、頭の中の霧が晴れて、ようやく先のことを、考えられるようになりますからね。

そして、あなたが今ぶつかっている本当の壁は、実は「離婚できるかどうか」では、ないのかもしれません。

本当に怖いのは、「ひとりで子どもを守れる自信が、まだ持てないこと」――そこなんですよね。

だからこそ、答えは大きな決断ではなく、小さな一歩の側にあるんです。

情報を一つ、調べてみる。

窓口に一度、電話してみる。

求人を一つ、眺めてみる。

その一歩ずつが、あなたの自信を、少しずつ育てていってくれます。

これを読んでくださっている、今まさに「逃げ道がない」と感じているあなたへ。

あなたは、家族のために、もう十分すぎるほど頑張ってきました。

その頑張れる力を、これからは、あなた自身とお子さんのために使っていいんですよ。

焦らなくて、大丈夫。

あなたには、ちゃんと選ぶ力があります。

その力を思い出すところから、そっと始めていきましょうね。

この回答を書いたカウンセラー

たま先生

たま先生

たまお悩み相談室 代表カウンセラー

掲示板でお答えしたご相談 349件

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