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周囲の評価ばかり気にして生きてきて、自分の「好き」が分からない…どう見つける?(40代女性)

相談内容の要約
  • 周囲の評価ばかり気にして生きてきたら、自分が本当に何をしたいのかが分からなくなった。
  • 「やりたいこと」「好きなこと」を聞かれても、答えが出てこない。
  • 自分の「好き」という気持ちを取り戻す方法を知りたい。

Q

周囲の評価ばかり気にして生きてきたら、自分が本当に何をしたいのかが、わからなくなりました。

自分の「好き」という気持ちを見つけるには、どうしたらいいですか。

お話を聞かせてくださってありがとうございます。

私たちは、子どもの頃から「このほうがいいよ」「これがスタンダードだよ」というものを、親や先生たちから、ずっと横で言われて、大きくなったんですね。

そんなことから、人と違うことに気が向いてしまうと、なんだか「間違っているような気がする」「ちょっと恥ずかしいような気持ちになる」――そんなふうになってきてしまっているんです。

ご自分の本当の気持ちが分からない、ということですので、まずは小さなところから、掘り返していきましょうか。

例えば、私の場合なんですけれども、犬にブラッシングをしているとき、とても楽しいし、幸せです。

また昨日、卵を2個ぽんと割ったら、双子の卵で「とてもラッキー」と思いました。

こんなふうに、小さな「好き」、小さな「うれしい」を、ちゃんと感じるようにしてみてくださいね。

すると、徐々にご自分の好きなもの、進みたい道が、見えてきますからね。

ぜひ、お試しください。

私が先ほど「小さな『好き』を、ちゃんと感じるところから」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、長年の「自分を後回し」癖から抜け出すための、いちばん優しい第一歩だからなんです。

「周囲の評価ばかり気にしてきた」という方は、本当に多いです。

子どもの頃から、「いい子でいるため」「期待に応えるため」「親を悲しませないため」――そういう外側の物差しで、たくさんの選択をしてきました。

その結果、何十年も経つと、「自分が本当に好きなこと」のセンサーが、すっかり錆びついてしまっているんですよ。

これは、ご自分が弱いからではなくて、それだけ真面目に、誰かのために生きてきた、ということの裏返しなんです。

ここで、いきなり「やりたいことを見つけよう!」「夢を持とう!」と頑張ろうとすると、頭の中が真っ白になってしまいます。

なぜなら、センサーが錆びついているところに、いきなり大きな問いを投げかけても、答えが返ってこないからなんですね。

ですから、まず始めるべきは、「小さな好き」を、丁寧に感じ取る練習なんです。

これを読んでくださっている、自分の「好き」が分からなくなってしまったあなたへ。

毎日の中で、ちょっと「いいな」「うれしいな」「ほっとしたな」と感じる瞬間が、必ずあるはずです。

朝、淹れたてのコーヒーの香り。窓から差し込む光が床に作る模様。お風呂上がりのタオルのふわふわ感――。

そういう、本当に小さな、誰にも言うほどでもない「ご自分のうれしい」を、心の中でそっと「あ、私、これ好きだな」と認識する。

そして、夜寝る前に、今日の中で「ちょっと好きだった瞬間」を3つだけ、思い出してみる。

それを続けていくと、不思議と、「私、こういうことに心が動くんだ」という、ご自分の好きの輪郭が、ゆっくり見えてきますよ。

大きな夢や、立派な趣味から始めなくていいんです。

毎日の中の「小さな好き」を、ちゃんと「私の好き」として受け取ってあげる――そこから、ご自分らしい人生は、もう一度始まっていきますからね。

たま先生のプロフィール

たま先生(中森 万美子)
「たま お悩み相談室」代表カウンセラー
たま先生

「妻だから」「母だから」「社会人だから」と、自分を犠牲にして頑張りすぎているあなたへ。心をフワッと軽くする「自分ファースト」な生き方を提案する心理カウンセラーです。

2025年からSNSでの発信を開始し、フォロワーは累計4万人を突破。夫婦問題から職場の人間関係、漠然とした孤独感まで、年代を問わず幅広いご相談にお答えしています。

「もう限界…」「誰かに分かってほしい」——そんな行き場のない思いを抱えた方が、最後にホッと息を吐ける『心の駆け込み寺』として、全国からオンラインでご相談に寄り添っています。


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