40代の女性です。
結婚前に、私に浮気などの過ちがあり、その負い目を抱えたまま、20代前半で妊娠結婚しました。
出産を機に退職して家庭に入りましたが、夫は私の家事や料理をけなし、「空気が悪いから」と理由をつけてはギャンブル三昧でした。
私の独身時代の貯金や、子供の出産祝いまで、ギャンブルや投資で使い込まれ、浮気も発覚しました。
その後も夫の浪費は止まらず、義両親に借金を肩代わりしてもらったこともあります。夫はお金や子供の話を一切しなくなり、私が一人で子育てをしてきました。
その間も夫はパチンコに通い、イライラすると「お前の家事がおろそかだからだ」「会社なら終わってる」と、私を責め立てます。
最近になり、夫が2回目の多重債務を抱えていることが発覚しました。子供の学費があるため、あえて一括返済はせず、月々返済させています。
「借金で生活が苦しい」と怒ると、夫は「俺が稼いだ金だ!嫁なら俺の世話をしろ」と逆ギレ。「自分のさじ加減で上から言うな。下の子が成人したら離婚してくれ」と言い放ちました。
現在は家庭内別居状態で、私は一言も口をきいていません。
高校生の娘の送迎があるため、扶養内パートと単発の隙間バイトで働いていますが、今後、夫のことをどう考え、どう生活していけばいいのでしょうか。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど「ご自分自身は、どうされたいんでしょうね」とお聞きしたのは、実は心の仕組みとして、こういう状況からの一歩を踏み出す、いちばん大切な問いかけだからなんです。
ご相談者様は20年もの間、ご主人の言葉や行動に振り回されてこられました。
「お前のせいだ」「下の子が成人したら離婚しろ」――そういう一方的な言葉を浴び続けると、人はいつの間にか、自分の中の「どうしたいか」を、見失ってしまうんですよ。
毎日が「夫の機嫌」「夫の都合」「夫の借金」を中心に回ってしまうと、ご自分の人生の主役が、自分ではなくなってしまうんですね。
そして、もうひとつ大事なことがあります。
「結婚前の負い目」――この感覚に、ご相談者様は20年も縛られてきたんですよね。
過去の過ちは、20年もかけてもう、十分に償ってこられたはずなんですよ。それを、ずっとご主人が「お前は悪いんだから、文句を言うな」というカードとして使い続けてきたとしたら、それはもう、対等な夫婦関係とは言えません。
これを読んでくださっている、ご主人の言葉や行動に長く苦しんでいるあなたへ。
「下の子が成人するまで」と、期限を区切って耐えるのも、ひとつの考え方です。
でも、それまでの数年間も、ご自分の人生なんですよ。「ただ耐える時間」にしてしまうのは、本当にもったいないことです。
少しずつでもいいので、ご自分が「これからどう生きていきたいか」を考えていく時間を、毎日5分でも作ってみてください。
そして、もし離婚を視野に入れていらっしゃるなら、今から少しずつ準備を始めることもできます。法テラスでの無料法律相談、女性相談センター、扶養を超えての就業計画――選択肢は、ちゃんとあるんですよ。
ご相談者様の人生の舵は、ご相談者様ご自身が握っていいんです。
20年の負い目から、もうご自分を解放してあげてくださいね。