義理のお母様、長年のDVという本当に辛いご経験をされて、今もその後遺症と闘っていらっしゃるのですね。ご主人様もご相談者様も、お母様のお体を心から心配されていて、とてもお優しいご家族だなと感じました。
お母様はご自身の身の上に対して強い罪悪感を抱えていらして、ご相談者様ご家族にお金を渡すことで、心のバランスを取ろうとされているのかもしれませんね。
ただ、少し状況を整理してみましょうね。ご主人様のお母様ですから、本来であれば息子であるご主人様がお母様を扶養するのが一般的な形です。しかし、何かしらのご事情があってそれが難しいため、お母様は生活保護を受給されているのですよね。
だとしたら、社会からの支援である生活保護のお金を、息子さんご家族に渡されるというのは、お金の流れとして少し違ってきてしまいます。
ですから、まずはお母様にこの「本来の支援の流れ」について、優しくお話しされてみてはいかがでしょうか。「本当は自分たちがお母さんの生活を支えなければならないのに、できなくてごめんなさい。私たちの代わりに、世の中の皆さんがお母さんを支えてくださっているんだよ。だから、そのお返しは私たちではなくて、世間様へ返してね」と伝えてみてください。
例えば、道端のゴミを拾ったり、地域のボランティアに参加したり、周りの方にできる親切をしたり。そうやって「社会に恩返しをしてほしい」とお願いしてみるのです。
また、ご事情の詳細はわかりかねますが、お母様がまだ60代くらいでお元気なのであれば、これから少しずつお仕事をされるよう背中を押してあげるのも一つの方法ですよね。そしてご相談者様ご夫婦も、お母様を支えてくれている社会に対してボランティア等を行うことで、今抱えている心の負担や罪悪感を、前向きなエネルギーとしてうまく流していかれてはいかがでしょうか。