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2026年7月17日7家族・親族の悩み

息子夫婦が離婚することに。親はどこまで口を出していいの?孫との関係も心配です(60代女性)

相談のポイント

  • 仲の良かった息子夫婦が離婚することになり、理由も詳しく話してもらえず戸惑っている
  • 夫婦の問題として見守るべきか、親として関わるべきか迷っている
  • 離婚したあと、かわいい孫との関係がどうなるのかも心配している

相談者60代女性

ご相談

息子夫婦が、離婚することになりました。

結婚した当初はとても仲が良く、親としても安心して見守っていました。

けれど数年が経つうちに、少しずつ関係がうまくいかなくなっていったようです。

息子に理由をたずねても、「もう無理なんだ、離婚するしかない」と言うばかりで、詳しいことは話したがりません。

お嫁さんから直接連絡が来ることもなく、離婚の話は、すべて息子からしか聞けていない状態です。

夫婦の問題なのだから、親は口を出さずに見守るべきだ。

頭ではそう分かっているつもりなのですが、これが本当に息子にとって最善の選択なのか、心配でたまりません。

それに、離婚となれば、かわいい孫との関係は、この先どうなってしまうのでしょうか。

親として、どう振る舞えばいいのか分からず、戸惑うばかりです。

息子夫婦の離婚に、親はいったい、どこまで関わっていいものなのでしょうか。

たま先生

たま先生代表カウンセラー

カウンセラーの回答

お話を聞かせてくださって、ありがとうございます。

大切な息子さんのことですもの、心配で、胸がざわざわしてしまいますよね。

そのお気持ち、痛いほど伝わってきますよ。

夜、ふと息子さんのことを考えて、眠れなくなる日もあるのではないでしょうか。

まず、あなたがすでにご自分で気づいていらっしゃることを、そっとお伝えさせてくださいね。

「夫婦の問題だから、口を出さずに見守るべきだ」。

あなたのその感覚は、とても大切で、私も同じように感じるんです。

息子さんも、お嫁さんも、もう立派な大人です。

親から見れば、いつまでも心配な我が子でも、もう自分の人生を、自分の足で歩いていける人たちなんですよね。

長い時間をかけて、二人にしか分からない何かを抱えて、その上で出した答えなのだと思います。

理由を詳しく話してくれないのは、あなたを突き放したいからではないんですよ。

きっと、心配をかけたくない気持ちや、まだうまく言葉にできない苦しさが、その奥にあるのでしょうね。

ですから、無理に聞き出そうとしなくても、大丈夫なんです。

ただ、あなたの「本当に最善なのか心配」という思いも、消さなくていいんですよ。

それは、親としての深い愛情そのものですから。

心配していい。

でも、決めるのは二人にまかせる。

その両方を、あなたの中にそっと置いておいて、いいんです。

お孫さんとは、これまで通りとはいかず、少し離れてしまう時期があるかもしれません。

そう思うと、やっぱり寂しいですよね。

けれど、縁というのは、そう簡単に切れてしまうものではありません。

いま親としてできることは、息子さんも、お嫁さんも、お孫さんも、その周りのみんなが、どうか穏やかに幸せでいられますようにと、願うこと。

案外それが、いちばん大きなことなのかもしれませんね。

心理のポイント解説

私が先ほど「心配していい、でも決めるのは二人にまかせる」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、とても大切なことが隠れているからなんです。

親にとって、子どもはいくつになっても子どもですよね。

だから、我が子が苦しんでいる姿を見ると、なんとかしてあげたい、守ってあげたいという気持ちが、自然にわき上がってきます。

これは、とても健やかで、まっすぐな愛情なんですよ。

ただ、その愛情が強いほど、「心配」と「コントロール」の境目が、見えにくくなることがあるんです。

心配だからこそ、つい理由を聞き出したくなったり、こうしたほうがいいと伝えたくなったりする。

その一つひとつは、どれも愛情から生まれているんですよ。

ただ、受け取る側にとっては、それが少しだけ、重たく感じられてしまうこともあるんです。

いま本当にぶつかっているのは、息子さんの離婚そのものではなく、あなたの中にある「大切な人を、思うようには守ってあげられない」という、もどかしさなのかもしれません。

けれど、大人になった子どもの人生は、もう、その子自身のものなんです。

親が代わりに答えを出してあげることはできませんし、出さないでいることが、その子の力を信じることにもなるんですよ。

息子さんが理由を詳しく話してくれないのも、あなたを信じていないからではないんです。

むしろ、自分たちのことは自分たちで受け止めよう、心配をかけまいと、踏ん張っている証なのかもしれません。

見守るというのは、決して突き放すことではありません。

「あなたなら大丈夫」と、心の中では手を離さずにいること。

これが、いちばん難しくて、いちばん深い愛情の形なのだと、私は思うんです。

お孫さんとの関係も、いま急いで答えを出さなくて大丈夫。

会える形は変わっても、あなたがお孫さんを想う気持ちが消えない限り、つながりはちゃんと残っていきますからね。

血のつながりや、これまで積み重ねてきた時間は、離れて過ごしても、その子の心の奥に、ちゃんと生き続けているんですよ。

これを読んでくださっている、我が子を想うあまり、どうすればいいか分からなくなってしまったあなたへ。

あなたはもう、十分すぎるほど、ご家族を大切に想っています。

だからもう、これ以上ご自分を「何もしてあげられない親だ」なんて、責めないであげてくださいね。

その優しい気持ちのぶんだけ、少し力を抜いて、みんなの幸せを願う側にまわっても、いいんですよ。

焦らなくて、大丈夫ですからね。

この回答を書いたカウンセラー

たま先生

たま先生

たまお悩み相談室 代表カウンセラー

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