相談者30代女性
相談者30代女性
たま先生代表カウンセラー
そもそもなのですが、今回訪問されたその方とご相談者様は、本当にお友達なのでしょうか。
「お祝いをしてあげる」とおっしゃっていますが、お祝いというのは本来「する」ものであって、「してあげる」ものではありませんよね。
「せっかく行ってあげる」とおっしゃるということは、ご相談者様が訪問されることで、お友達だと思っていらっしゃるそのお相手にとって、よほどのメリットをお与えになるということなのでしょうか。
お相手が誰であっても、よそのお家に突然伺うというのは、相手の都合を考えていない行動です。すなわち、それはお相手の方を軽んじた行動になってしまうのですね。
小学校でも習いましたよね。自分がやられて嫌なことは、人にしてはいけないのです。少し厳しい言葉になってしまいましたが、まずはご自身の行動をゆっくりと振り返ってみてくださいね。
私が先ほど「お祝いは『してあげる』ものではない」「お相手を軽んじた行動」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして「相手のためを思って」という言葉の裏には、無意識のコントロール欲求や、相手に対する優位性(マウンティング)が隠れていることが多いからなんです。
この記事を読んでくださっている方の中にも、人間関係で「せっかく〇〇してあげたのに、なんでわかってくれないの?」と不満を抱えたり、逆に誰かから「あなたのためにやってあげた」と押し付けられて苦しい思いをした経験がある方は多いのではないでしょうか。
「〇〇してあげる」という言葉が出るとき、心の中では「私の方が正しい」「私の方が恵まれているから、与える側だ」という思い込みが働いていることがあります。 今回のケースのように、「独身の友人」に対して「家族の賑やかさを提供してあげる」という行動には、ご自身でも気づかないうちに相手の領域(バウンダリー)に土足で踏み込み、深く傷つけてしまう危険性が潜んでいるのです。
本当に相手を大切に思う関係なら、相手のペースや気持ちを最優先に考えられるはずですよね。
「せっかく〜してあげたのに」という言葉が心に浮かんだ時は、一度立ち止まる大切なサインです。「これは本当に相手が望んでいることかな?」「自分の自己満足になっていないかな?」と、優しく自分に問いかけてみてください。 相手との間に適切な「心の境界線」を引くことが、お互いに心地よい人間関係を長く続けるための一番の秘訣ですよ。
この回答を書いたカウンセラー
たま先生
たまお悩み相談室 代表カウンセラー
掲示板でお答えしたご相談 349件
同じような悩みを、ひとりで抱えていませんか。掲示板には書けない事情も、オンラインの個別カウンセリングで直接お話しいただけます。
匿名OK・秘密厳守・無理な勧誘はありません
まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみませんか。