50代の女性です。
結婚して7年になるステップファミリーです。現在は、家業のある義実家で義父母と同居していますが、義実家との価値観の違いや、夫の息子さんとの距離感に悩んでいます。
私の実家は何でも話し合う家庭でしたが、こちらでは地域のことから何から、何も教えてもらえません。
また、義母が義姉に私の悪口を吹き込み、義姉からひどく責められたこともあります。家業の関係で親族が頻繁に来るのですが、その度に動悸がしてしまうんです。
夫の息子さんとも会話はしますが、近くに元奥さんが住んでいるため、家に来た帰りに、そちらへ寄っているようです。
私が入退院した時も、義実家からは一切声がけがありませんでした。
夫は優しい人で、義父母と何度か話し合いをしてくれましたが、状況は変わらず、義姉のことも「放っておけ」と言うばかりです。
「このままではダメだ」と頑張ったこともありますが、今は必要以上の話をしていません。
ちなみに夫の元奥さんも、義実家との折り合いが悪く離婚しています。
私は今後少しでもこの溝が埋まれば良いと思っているのですが、どうすればいいのでしょうか。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど「義理のご家族のことは放っておかれては」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、ご相談者様の心と体を守るうえでとても大切なお話だからなんです。
家業のあるご実家との同居、ステップファミリーというご立場、義姉さんからの責め、義母さんの陰口――どれを取っても、ひとつだけでも大きなストレスです。それを同時に抱えながら、毎日、家業のお手伝いまでされているんですよね。
「動悸がする」というのは、心と体が「もう限界が近いよ」と教えてくれているサインなんですよ。
そんな中で、「もっと頑張って一族に溶け込まなくちゃ」「私が変われば溝が埋まるはず」と頑張れば頑張るほど、ご自分の体は悲鳴を上げてしまいます。
そして、もうひとつ大事な視点があります。
ご相談者様の前にいらっしゃった元奥様も、結局は義実家と折り合えずに離婚されたんですよね。
これは、「自分のせいで関係がうまくいかない」のではなくて、「もともとこの義実家は、入ってきた人を受け入れるのが難しい場所なんだ」という、大事なヒントなんです。
ご自分の在り方の問題ではなく、ご家系の文化のほうに、その難しさがあるということなんですよ。
これを読んでくださっている、ステップファミリーや義実家との関係でお悩みのあなたへ。
「血の繋がった家族と同じ距離感」を、無理に作る必要はありません。
大切なのは、ご自分が選んだパートナーとの関係を、ご自分たちで温めていくことです。
義実家との関係は、夫婦の関係の「上」にあるものではなく、「外側」にあるものなんですよ。
何かを言われても、無視されても、その都度ご主人様と「私たちはここにいるね」と確認し合えれば、それで十分に幸せな家庭は築いていけるんです。
動悸を感じるほどしんどい日には、無理にその場にいなくていいんですよ。
少しでも距離を取って、ご自分の身体を一番に守ってあげてくださいね。