いつも一生懸命拝読しております。ありがとうございます。
私の悩みは、人に気遣いができないことです。相手の話を聞き、その気持ちを受け取って何かコメントを返すのが会話の基本だと思うのですが、私にはそれがうまくできません。 たま先生がいつも最初に相談者の気持ちに寄り添った言葉をかけているのを見て、私もこんな風になりたいと思いました。
LINEのグループなどでも、他の人が自然に気遣いのコメントを入れているのを見ると、「この年になってまだこんなこともできないのか」と自分が嫌になります。何か解決方法はありますでしょうか。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど、「ご自身のことを『できない』と決めつけないでくださいね」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、自分への厳しい評価がそのまま人間関係の緊張を生み出してしまうからなんです。
「上手な返事をしなければ」「気遣いを示さなければ」と自分にプレッシャーをかけるほど、心に余裕がなくなり、言葉が出てこなくなってしまいます。
でも、少し考えてみてください。「あの人は気遣いができているな」と気づけるということは、あなた自身に「相手を思いやるアンテナ」がしっかり備わっているという何よりの証拠なんですよ。本当に気遣いができない人は、他人の気遣いにも気づけないものです。
この記事を読んでくださっている方の中にも、「気の利いた言葉が言えない」とコミュニケーションに悩んでいる方がいらっしゃるかもしれません。
会話やメッセージのやり取りで大切なのは、流暢な言葉や完璧なアドバイスではありません。根底にある「相手を大切に思う気持ち」です。 心がぎゅっと固くなってしまった時は、無理に気の利いたことを言おうとせず、「自分が言われたらホッとする言葉」や「嬉しくなる言葉」をシンプルに届けるだけで十分なんですよ。
「ありがとう」「無理しないでね」「お疲れ様」といった、ごく普通の温かい言葉をバトンとして渡していく。その小さな愛の循環を意識するだけで、きっとご自身のことも好きになれるはずです。あなたの持つその優しい視点を、これからも大切になさってくださいね。