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頭では感謝が大事と分かっていても、つい不満ばかり…「ありがとう」と思えるようになるには?(40代女性)

相談内容の要約
  • 頭では「感謝が大事」と分かっていても、つい不満ばかり口にしてしまう。
  • 心から「ありがとう」と思えず、ネガティブな言葉が先に出てきてしまう自分が嫌になる。
  • 心から感謝できるようになるには、どんな習慣が必要か知りたい。

Q

頭では「感謝が大事」と分かっていても、つい不満ばかり口にしてしまいます。

心から「ありがとう」と思えるようになるには、どんな習慣が必要ですか。

お話を聞かせてくださってありがとうございます。

まずはですね、思っていなくても「ありがとう」と言う習慣を、つけてみてください。

小さなことにも「ありがとう」と言うクセがついて、それを繰り返しているうちに、心のほうが、ついてきます。

それと、もう一つ――不満を言ってしまうということなんですけれども、不満を言ったり感じたりしたら、「今、自分は不満を感じているな」「不満を口にしてしまったな」と、気づいてください。

人というのは、「気づく」と、微調整がかかるんですね。

不満を言っている自分を、責めることはありませんからね。

ただ、それに「気づく」。

そうやって繰り返していると、自然に不満が減っていきます。

まずは、小さな毎日の心のクセに、着目してみてくださいね。

大丈夫ですよ。

私が先ほど「気づくと微調整がかかる」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、長年のクセを変えていくための、いちばん優しい方法だからなんです。

人の心は、無理に変えようとすると、必ず反発します。

「もう不満を言わないようにしよう!」「絶対に感謝を口にする!」――そう強く誓えば誓うほど、不満が口から出てしまった時の自分への嫌悪感が、大きくなってしまうんですね。

そうやってご自分を責めると、心はますます窮屈になって、不思議とまた、不満が出やすくなってしまうんです。

ですから、変えようとせずに「気づくだけ」――これが、いちばん効きます。

「あ、今、私は不満を言ったな」「今、心の中で文句が浮かんだな」――そう、優しく心の動きを観察する。

それだけで、人間の心は自然に「ちょっとバランス取り直そうかな」と、勝手に動き出してくれるんですよ。

そして、もうひとつ大事な視点があります。

「ありがとう」という言葉も、最初は無理に出してOKなんです。

朝起きて「目が覚めて、ありがとう」。蛇口をひねって「お水が出て、ありがとう」。ご家族の顔を見て「今日もいてくれて、ありがとう」。

最初は、心が伴わなくても大丈夫です。言葉のほうが、心を引っ張ってくれますからね。

これを読んでくださっている、不満ばかり口にする自分が嫌だと感じているあなたへ。

「感謝できない自分=悪い人」と、責めないでください。

不満を感じる心は、ご自分の「もっと良くなりたい」「もっと幸せに生きたい」という、健康な感覚の現れでもあるんですよ。

ただ、それが口から出てしまうと、周りも、ご自分も、雰囲気が暗くなってしまうことが多いんです。

ですから、不満を「感じる」のはOKとして、「口に出す前に一呼吸」――そんな小さな練習を、毎日続けてみてください。

そして、不満を口にしてしまった日も、夜寝る前に「今日も気づけた、それで十分」と、ご自分を労ってあげてくださいね。

心のクセは、何十年もかけて作られてきたものです。一夜で変わらなくて、当たり前なんですよ。

ゆっくり、ご自分のペースで、「ありがとう」が自然にこぼれる毎日を、育てていきましょうね。

たま先生のプロフィール

たま先生(中森 万美子)
「たま お悩み相談室」代表カウンセラー
たま先生

「妻だから」「母だから」「社会人だから」と、自分を犠牲にして頑張りすぎているあなたへ。心をフワッと軽くする「自分ファースト」な生き方を提案する心理カウンセラーです。

2025年からSNSでの発信を開始し、フォロワーは累計4万人を突破。夫婦問題から職場の人間関係、漠然とした孤独感まで、年代を問わず幅広いご相談にお答えしています。

「もう限界…」「誰かに分かってほしい」——そんな行き場のない思いを抱えた方が、最後にホッと息を吐ける『心の駆け込み寺』として、全国からオンラインでご相談に寄り添っています。


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