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孫の就職を祝わない過干渉な実母。歩み寄りをやめてもいいでしょうか?(50代女性)

相談内容の要約
  • 50代女性。20代息子の遠方就職に高齢の実母が激怒し、息子と口論になった。
  • 母は昔から過干渉でプライドが高く、これまで娘である自分が我慢して歩み寄ってきたが、今回は許せない。
  • 実家にも行きたくないし、母の日・お中元・お歳暮もやめたいと考えているが、今後どう付き合っていけばよいか分からない。

Q

50代の女性です。

私の高齢の母と、これから就職する20代の息子が、喧嘩になってしまいました。

息子の遠方への就職が気に入らないようで、「なぜ事前に相談しなかったのか」と母が怒り出したのが原因です。

息子が言い返したところ、母は逆ギレして、かなりの怒りを見せました。母は昔から過干渉で、プライドが高く、人の話を聞かずに「私は悪くない」と主張するタイプです。

それでも今までは、娘である私が我慢して、歩み寄ってきました。でも今回ばかりは、私としても絶対に許せません。

現在は十分に距離をとっていますが、もう実家には行きたくありませんし、母の日やお中元、お歳暮などの贈り物もやめたいと思っています。

これからの母との付き合い方に、とても悩んでいます。

よろしくお願いいたします。

お話を聞かせてくださってありがとうございます。

まずは、息子さんおめでとうございます。ここはね、お母様にも一緒に喜んでお祝いしてほしかったところですよね。

おっしゃっているように、お母様はご自分の意見を曲げず、人の意見を寄せ付けたくない方なんですよね。それはどうしようもないことですから――ご自身で決められたように、距離をとって、プレゼントも無理にする必要はもうありません。

ご相談者様が「娘としてやっておきたいな」と思われることだけ、お母様の反応を気にせずに、やればいいんですよ。

そして「人間として、これはやりたくないな」と思われることは、やりたくないでいいんです。

お母様にはお母様の人生がありますし、ご相談者様にも、ご相談者様の大切な人生がありますからね。ご自分の心に従って、人生を前に進められてはいかがでしょうか。

私が先ほど「お母様の反応を気にせず、ご自分のやりたいことだけやればいい」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、長年の母娘関係から抜け出すための、いちばん大切な一歩だからなんです。

過干渉なお母様の元で育った方の多くは、いつの間にか「お母さんの機嫌」を自分の心の基準にしてしまっています。

「これをしたらお母さんが怒るかもしれない」「やめたらお母さんが悲しむかもしれない」――そうやって、自分の行動の正解を、お母さんの感情に求めてしまうんですね。

でもね、お母さんが喜ぶ・怒るは、もうお母さんの心の領域なんですよ。

そこをコントロールしようとする限り、ご相談者様は永遠に「いい娘」のままで、自分の人生を生きられなくなってしまいます。

そして今回、お母様の怒りの矛先は、息子さんの大切な門出にまで向かってしまいました。

これは、ご相談者様だけの問題ではなくて、次の世代――息子さんの人生にも、お母様の支配が及び始めているサインなんです。

ここで「歩み寄りをやめる」と決断されたことは、決して冷たい娘の判断ではなくて、ご自分とお子さんを守るための、とても大切な「境界線」なんですよ。

これを読んでくださっている、過干渉な親との関係でお悩みのあなたへ。

「ちゃんと親孝行している人」になることが、人生の正解ではありません。

ご自分の心が「もう無理だ」と言っているなら、まずはご自分の心を守ることを、いちばんに選んでいいんですよ。

お中元・お歳暮・お祝い事の連絡――それぞれを「義務」としてではなく、「自分が気持ちよくできるかどうか」で、ひとつずつ判断してみてください。

「これだけは送りたい」と思えるものだけ続ければいい。「もうしんどい」と思うものは、そっと手放していい。

それで、もしお母様が怒られたとしても――それは、お母様ご自身が抱えるべきお気持ちです。あなたが引き受ける必要はないんですよ。

そして何より、息子さんの新しい門出を、お母さんであるあなたが、心からお祝いしてあげてください。

それが、息子さんにとっていちばんの「家族の温かさ」になるんですからね。

たま先生のプロフィール

たま先生(中森 万美子)
「たま お悩み相談室」代表カウンセラー
たま先生

「妻だから」「母だから」「社会人だから」と、自分を犠牲にして頑張りすぎているあなたへ。心をフワッと軽くする「自分ファースト」な生き方を提案する心理カウンセラーです。

2025年からSNSでの発信を開始し、フォロワーは累計4万人を突破。夫婦問題から職場の人間関係、漠然とした孤独感まで、年代を問わず幅広いご相談にお答えしています。

「もう限界…」「誰かに分かってほしい」——そんな行き場のない思いを抱えた方が、最後にホッと息を吐ける『心の駆け込み寺』として、全国からオンラインでご相談に寄り添っています。


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