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2026年7月29日6浮気・不倫の悩み

夫がマッチングアプリに偽名で登録していました。これって浮気ですよね?(30代女性)

相談のポイント

  • 気晴らしにマッチングアプリを使っていたら、偽名で登録した夫を見つけてしまった
  • 証拠を押さえて問い詰めるつもりだが、既婚者が登録すること自体が許せない
  • 相手を責める前に、自分も同じことをしていた事実とどう向き合えばいいのか

相談者30代女性

ご相談

私は普段から、なんとなくの気分でマッチングアプリを使っています。

浮気とかではなくて、ただ会話を楽しんだり、どんな人がいるのかを見たりするだけなんです。

たまに気が合う人とご飯に行くこともありますが、深い関係にはなっていません。

ところが昨日、いつものようにスワイプしていたら、夫らしき人物を見つけてしまったんです。

プロフィール写真は、完全に夫でした。

名前は偽名でしたが、どう見ても本人です。

うちの夫、マッチングアプリをやってるってこと?

怒りで手を震わせながら、すぐにスクリーンショットを撮って、友人に『これって浮気だよね?』と送りました。

すると『どう見ても旦那さんだね』と即答されました。

もう、許せません。

家に帰ったら、どう問い詰めてやろうかと考えています。

証拠は押さえたので、これで完全にクロだと思っています。

そもそも、結婚しているのにマッチングアプリに登録する時点で、どうなんでしょうか。

たま先生

たま先生代表カウンセラー

カウンセラーの回答

お話を聞かせてくださって、ありがとうございます。

夫らしき人を画面の向こうに見つけてしまったとき、どれほど胸が騒いだことでしょう。

手が震えるほどの、怒りとショック。

その気持ちは、本物ですよね。

まずは、そこをちゃんと受け止めさせてくださいね。

その上で、一つだけ、正直にお伝えしてもいいでしょうか。

実はあなたご自身も、マッチングアプリに登録して、気が合う方とご飯に行かれているんですよね。

そして、ご主人も登録していた。

お二人は、同じ場所で、同じことをしていらしたのかもしれません。

だからこそ、ご主人だけを一方的に責めるのは、少し難しいのかもしれないなと、私は感じました。

これは、あなたを責めているのではないんですよ。

どうか、そこは誤解しないでくださいね。

私がお伝えしたいのは、ご主人のプロフィールを見てショックだった、その痛みには、きっと別の意味も隠れているということなんです。

あなたが気晴らしにアプリを開いていたのと同じように、ご主人も、何かを埋めたくて開いていたのかもしれません。

そしてもしかしたら、あなた自身も心のどこかで、『今の夫婦のままでいいのかな』という寂しさを、抱えていらしたのではないでしょうか。

問い詰めて、白黒つけて、勝ち負けを決める。

それも、一つの道ではあります。

でも、そのあとに残るのは、もっと深い寂しさかもしれません。

ですから、家に帰って責める前に、少しだけ立ち止まってみてほしいんです。

お二人が本当は何を求めて、あのアプリを開いていたのか。

そこを、一度、正直に話し合ってみられるのはどうでしょうか。

証拠ではなく、お互いの本音を、そっとテーブルに置いてみるんです。

そこから見えてくるものが、きっとありますよ。

心理のポイント解説

私が先ほど『ご主人だけを一方的に責めるのは、少し難しいのかもしれない』とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、とても大切なことが隠れているからなんです。

人は、自分の中にある不安や寂しさを認めるのが、とても苦手なんですね。

だから、その苦しさを『相手が悪い』という形に変えて、外に出そうとすることがあります。

心理学では、これを投影と呼んだりします。

自分でも気づかないうちに、見たくない気持ちを、相手の姿に映して見てしまう、ということなんですね。

『許せない』という強い怒りの裏側には、多くの場合『本当は分かってほしかった』という悲しみが、静かに隠れているんです。

今回のご相談で、本当にぶつかっているのは、浮気かどうか、という事実ではないのかもしれません。

ぶつかっているのは、お二人がそれぞれ抱えていた、満たされなさなんです。

あなたがアプリで誰かとの会話を楽しんでいたとき、心のどこかが、少しだけあたたかくなっていたはずです。

それはきっと、日々の暮らしの中で、いつのまにか冷えていた場所があったからなんですね。

ご主人もまた、同じように、どこかが冷えていたのかもしれません。

同じ屋根の下にいながら、二人とも、別の場所に小さなぬくもりを探しに行っていた。

そう考えると、これは責め合う話ではなくて、すれ違ってしまった二人の、さみしさの物語なのかもしれませんね。

証拠を突きつけて相手を追い詰めても、その冷えた場所は、あたたまらないんです。

むしろ、二人の間の距離が、もっと広がってしまうことのほうが多いんですよ。

これを読んでくださっている、今まさに怒りで胸がいっぱいの、あなたへ。

その怒りは、あなたが本気で、この関係を大切に思っている証拠でもあるんです。

どうでもいい相手には、人はここまで怒れないものですからね。

だからどうか、その怒りの奥にある、あなた自身の寂しさにも、そっと目を向けてあげてくださいね。

自分の寂しさに気づいてあげられた人だけが、相手の寂しさにも、そっと手を伸ばせるようになるんです。

問い詰めるための言葉ではなく、『私、少し寂しかったんだ』という一言から始めてみる。

それだけで、閉じかけていた扉が、もう一度開くこともあるんです。

焦らなくて、大丈夫ですからね。

この回答を書いたカウンセラー

たま先生

たま先生

たまお悩み相談室 代表カウンセラー

掲示板でお答えしたご相談 319件

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