40代の女性です。
2年前に離婚をしました。当時は子供のことや夫婦関係、子供との関係性が悪化したことが原因で、離婚を決めました。
離婚直後は、たまに会ったり、「落ち着いたらまた再婚しようか」と話していたこともありましたが、1年半ほど経った頃から、連絡も取らなくなりました。
つい最近、子供の補助金申請のために戸籍謄本を取ったところ、元夫の名字が変わっており、彼が再婚した事実を知ってしまいました。
それを知ってから、精神的にとてもしんどいです。
悔しいのか、未練があるのか、正直なところ未練があるような感じで辛く、自分でも分からない感情で不安定になっています。
親戚もいないため、現在は子供と二人で暮らしていますが、色々と不安感に押しつぶされそうです。
この先、身内がいないと、残された子供がどうなるのか心配で、さらに不安が増していきます。
どうすれば、元夫の再婚に対するこの辛い感情が落ち着くのでしょうか。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど「今が本当の離婚なのかもしれません」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、離婚というプロセスの本質を表している大切なお話だからなんです。
紙の上で離婚届が受理されても、心の上では離婚していない――そういう状態が、何年も続くことがあるんですよ。
「いつかまた戻れるかもしれない」「やり直せるかもしれない」――そんな小さな可能性が、心のどこかに残っていると、新しい人生に向かって踏み出す力が、湧いてきにくくなります。
そして、ご相談者様は、今回の戸籍謄本の出来事で、その「最後の扉」が、自分の意思とは関係なく、向こうから閉じられてしまったんですね。
これがどれほど苦しいことか、想像できます。
でも、視点を変えてみると――ずっと心のどこかで「もしかしたら」と握りしめていたものを、ようやくご自分の手から離せる、というタイミングが来た、とも言えるんですよ。
人生というのは、ご自分が手放せないものほど、向こうから「もう持っていなくていいよ」と促されることがあるんです。
これを読んでくださっている、別れた相手のことが忘れられないあなたへ。
未練を「悪いもの」だと責めないでくださいね。
それは、あなたが本気でその人を愛していた証であり、誰かと深く関わってこられたという、大切な人生の記憶です。
ただ、これからの時間は、その記憶を「思い出の引き出し」にそっとしまって、お子さんと今を生きることに、心を向けていきましょうね。
「親戚もいないし、残された子供が心配」というお気持ちも、すごくよく分かります。
でも、ご自分が今、ここで穏やかに、楽しく生きていらっしゃる姿こそが、お子さんにとって、いちばんの「将来の安心材料」なんですよ。
ご自身の幸せを諦めないでください。
新しい人との出会いも、これから必ずやってきます。今は、ご自分の心を丁寧に手当てしながら、ゆっくり前を向いていきましょうね。