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2026年7月13日11離婚の悩み

離婚する夫が養育費を「払える範囲で」と曖昧に…確実に払わせる方法は?(30代女性)

相談のポイント

  • 夫と気持ちが冷めて離婚が決まったが、子どものための養育費だけは確実に払ってほしい
  • 夫は「払える範囲で」「働いているなら何とかなる」と他人ごとのような態度をとる
  • 曖昧な口約束ではなく、養育費を確実に支払わせる方法を知りたい

相談者30代女性

ご相談

夫と離婚することになりました。

お互いに気持ちが冷めてしまい、夫婦としてはもう続けられないと判断したんです。

でも、子どもにとっては、夫が唯一の父親であることに変わりはありません。

私はシングルマザーとして頑張っていくつもりです。

ただ、養育費だけは、しっかり払ってもらいたいんです。

それなのに夫は、「俺も生活があるし、払える範囲で払うよ」「お前も働いているんだから、何とかなるでしょ」と、どこか他人ごとのような態度をとります。

私はただ、子どもが不自由なく生活できるようにしたいだけなんです。

「払えたら払う」なんて曖昧な約束ではなく、確実に支払わせるには、どうすればよいのでしょうか。

たま先生

たま先生代表カウンセラー

カウンセラーの回答

お話を聞かせてくださって、ありがとうございます。

読ませていただいて、私も思わず胸のあたりがぎゅっとなりました。

まず、正直に申し上げますね。

これは、腹が立ちますよね。

「いったい誰の子どもだと思っているの」と、言い返したくなるお気持ち、痛いほどわかります。

あなたは自分のためではなく、お子さんが不自由なく暮らせるように、とただ願っているだけなんですよね。

そのまっすぐな気持ちは、何ひとつ間違っていませんよ。

そして、ここが大切なところなんですけれど。

「払える範囲で」「働いているんだから何とかなるでしょ」――そんなふうに他人ごとのように向き合う方だったからこそ、あなたは夫婦を続けないという決断をされたのだと思うんです。

だとすると、その方に「心を入れ替えて、ちゃんと責任感を持ってね」と期待して、自ら変わってもらうのは、正直とても難しいかもしれません。

期待して、はぐらかされて、また傷つく。

あなたには、もうそれを繰り返してほしくないんです。

だからこそ、お相手の気持ちに頼らない形で、あらかじめ守っておく。

そんな考え方に、そっと切り替えていきましょうね。

具体的には、養育費の金額や支払い方法、期間などを、公正証書という揺るがない形できちんと残しておくことなんです。

「強制執行認諾」という一文を入れておけば、もし支払いが滞ったときにも、お給料などから確実に回収する道を残しておけますよ。

公証役場や、お住まいの自治体の無料相談、弁護士さんなど、あなたの味方になってくれる窓口が必ずありますからね。

口約束ではなく、紙という確かな形にしておく。

それができれば、あなたはこの件で毎回やきもきせずに済みますし、はっきりと片をつけて、前を向いていけるはずですよ。

どうか、あなたとお子さんのこれからの暮らしを、あなた自身の手で守ってあげてくださいね。

心理のポイント解説

私が先ほど、「その方に自ら変わってもらうのは難しいかもしれません」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、とても大切なことが隠れているからなんです。

人は、別れを決めたあとでも、心のどこかで「わかってほしい」「せめて責任だけは果たしてほしい」と願ってしまうものなんですね。

それは、あなたが冷たいからでも、諦めが悪いからでもありません。

長く一緒にいた相手に、最後くらいは誠実であってほしいと願うのは、とても人間らしくて、優しい気持ちなんです。

でもね、相手の誠実さを「期待」して待ち続けるほど、あなたの心は、その人に握られたままになってしまうんです。

「今度こそ払ってくれるかな」「また、はぐらかされるのかな」。

そのたびに一喜一憂して、すり減っていくのは、いつもあなたのほうなんですよね。

だからこそ、公正証書のように、相手の気分に左右されない「仕組み」を、ひとつ持っておくこと。

それは、争うための武器ではないんですよ。

「もう、この人の言葉に振り回されなくていい」と、あなたが自分自身に許してあげるための、心の土台なんです。

きちんと形にしておけたなら、あなたはもう、相手の顔色をうかがうことに、大切な心の力を使わずにすみます。

その分の力を、あなたとお子さんの、これからの毎日のほうへ、そっとまわしてあげられるんですよ。

そして、本当にぶつかっているのは、お金の多い少ないではなくて、「大切に扱ってもらえなかった」という、あなたの悲しみなのかもしれません。

そのお金は、お子さんが安心して暮らすためのものであると同時に、あなたが「私は、ちゃんと守る側にまわれたんだ」と思えるための、大切な一歩でもあるんです。

怒りにまかせてぶつかるのではなく、こうして「どうすれば確実に守れるか」を考えているあなたは、もう、じゅうぶんに強くて優しいお母さんなんですよ。

これを読んでくださっている、これから一人で歩き出そうとしているあなたへ。

守るべきものがある人ほど、強くならなきゃと必死になりがちだけれど、どうか、頑張っているあなた自身のことも、時々そっと休ませてあげてくださいね。

手続きのことは、専門家や相談窓口という味方に任せられる部分は、任せてしまっていいんです。

一人で全部抱え込まなくて、いいんですよ。

焦らなくて、大丈夫ですからね。

この回答を書いたカウンセラー

たま先生

たま先生

たまお悩み相談室 代表カウンセラー

掲示板でお答えしたご相談 274件

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