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2026年7月14日5離婚の悩み

夫の引き出しから記入済みの離婚届が。ただ話し合いたかっただけなのに、終わらせるのは私のほうです(30代女性)

相談のポイント

  • 夫の引き出しから、証人欄まで記入済みの離婚届が出てきた
  • 問い詰めると「いつでも出せるように」と言い、まるで私のせいのように
  • 私はただ普通に話し合いたかっただけ。この夫とどうすればいいのか

相談者30代女性

ご相談

夫とは最近、ちょっとした言い合いが増えていました。

でも、まさか本気で離婚を考えているなんて、思ってもみませんでした。

ある日、夫の机の引き出しを整理していたら、見慣れない封筒を見つけたんです。

開けてみると、中身は記入済みの離婚届でした。

私の名前も、夫の名前も、証人の欄まで、すでに全部埋まっていました。

問い詰めると、夫は気まずそうに『いつでも出せるように用意しただけ』と言うんです。

しかも『お前も最近不満そうだったし、こっちも考えてた』と、まるで私のせいみたいに言うんです。

ふざけるな、という気持ちでいっぱいです。

私はただ、夫婦として普通に話し合いたかっただけなんです。

家事や育児の分担を、もう少し協力してほしかっただけなのに。

夫は『もう終わりにしよう』なんて言っていましたが、終わらせるのは私のほうです。

この夫と、これからどうすればいいのでしょうか。

たま先生

たま先生代表カウンセラー

カウンセラーの回答

お話を聞かせてくださって、ありがとうございます。

証人の欄まで埋まった離婚届を、引き出しの中で見つけてしまう。

想像しただけで、胸がすっと冷たくなるようでした。

『ふざけるな』というお気持ち、そのまま受け取らせてくださいね。

だってあなたは、離婚がしたかったわけじゃないんですもの。

ただ、夫婦として普通に話し合いたかった。

家事や育児を、もう少し一緒に担ってほしかった。

それだけのことを願っていたあなたに、『お前も不満そうだった』と返すのは、やっぱり違うと思うんです。

さて、あなたは『終わらせるのは私のほう』と書いていらっしゃいましたね。

この一文を読んで、私は少し立ち止まりました。

もしかしてあなたも、心のどこかで、離婚という選択に傾いていらっしゃるのでしょうか。

もしそうなら、無理にこの結婚を続けようと、自分を励まさなくてもいいのかもしれません。

正直に申し上げると、こういうことは、一度で終わらないことが多いんです。

今回たとえ収まったとしても、また同じように、あなたのせいにされる日が来るかもしれない。

それを何度も飲み込んで生きていくのは、あなたの心がすり減ってしまいますから。

もしあなたが『もう終わりにしていい』と思えるなら、それは逃げでも負けでもありませんよ。

その上で、ひとつだけお願いがあります。

勢いや怒りだけで、今日この場で結論を出さないでほしいんです。

経済的なことも、お子さんのことも、あなたの足場が整ってからで、少しも遅くありません。

今からでも、財産分与や生活の準備を、静かに、着々と進めていかれたらいいと思いますよ。

決めるのは、ほかの誰でもない、あなたです。

そして、まだ今日決めなくても、大丈夫なんです。

心理のポイント解説

私が先ほど『終わらせるのは私のほう』というあなたの言葉に、少し立ち止まった、とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、とても大切なことが隠れているからなんです。

離婚届を勝手に用意されて、証人の欄まで埋められていた。

それはもちろん、深く傷つく出来事です。

でも、あなたの心が本当にぶつかっているのは、あの紙そのものではないのだと思うんです。

本来なら、不満があるのなら、まず言葉にして、二人で話し合えばよかったはずなんですよね。

それをせずに、あなたの見えないところで、そっと紙だけを整えていた。

話し合いという扉を飛ばして、いきなり結論だけを差し出されてしまう。

あなたがいちばん傷ついたのは、きっと、そこなんですね。

あなたが欲しかったのは、離婚届ではなく、話し合いでした。

『一緒にこの家庭をやっていこう』という、当たり前の手ごたえでした。

それなのに返ってきたのは、『お前も不満そうだった』という言葉。

自分の願いを差し出したのに、責任だけを押し返される。

これを心理では、責任転嫁といいます。

自分の後ろめたさを、相手のせいにすることで、少しだけ軽くしようとする動きなんです。

つまりそれは、あなたが至らなかったからではなく、ご主人が自分の弱さと向き合えなかった、というだけのことなんですよ。

傷ついている人に、さらに『あなたが悪い』と重ねるのは、二度、心を刺すことになります。

だからあなたは、怒っていいんですよ。

その怒りは、わがままではなく、大切にされたかったという、まっすぐな願いの裏返しなんです。

そして、『終わらせるのは私のほう』という言葉。

これは、奪われかけた主導権を、自分の手に取り戻そうとする、心の自然な動きなんです。

一方的に終わらされるのではなく、自分の意思で選びたい。

それは、あなたの尊厳が、まだちゃんと生きている証なんですよ。

本当にぶつかっているのは、『どちらが離婚届を出すか』ではありません。

『私はこの人にとって、大切な存在だったのだろうか』という、切ない問いなのだと思います。

これを読んでくださっている、家の中で、たった一人で頑張ってきたあなたへ。

普通に話したい、少しだけ手伝ってほしい。

その願いは、決して重すぎるものではありませんでしたよ。

これからどんな道を選ぶとしても、その願いを抱いていた自分を、どうか責めないでくださいね。

焦らなくて、大丈夫ですからね。

この回答を書いたカウンセラー

たま先生

たま先生

たまお悩み相談室 代表カウンセラー

掲示板でお答えしたご相談 274件

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