私が先ほど「お相手はこの方でなくてもいいのではないか」「独身のお相手を探してみては」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、私たちが「手放したくない」と執着しているのは相手の存在そのものではなく、「その人がもたらしてくれる心地よい環境や感情」である場合が多いからなんです。
相談者さんは、今の自由で気楽な一人暮らしを手放さずに、恋愛のときめきだけを味わえる「距離感」を好まれていますよね。つまり、本当に手放したくないのは彼自身というよりも、「負担のない楽しい恋愛ができている今の自分のライフスタイル」なのではないでしょうか。
しかし、不倫という関係には、その大切なライフスタイルを一瞬で壊してしまうほどの大きなリスクが伴います。頭では「いけないこと」と分かりつつも離れられないのは、障害があることでのスリルや非日常感が、恋愛感情を錯覚させてさらに燃え上がらせてしまうからなのです。
この記事を読んでくださっている方の中にも、本当は自分の心や生活を守りたいのに、リスクのある関係から抜け出せずに苦しんでいる方がいるかもしれませんね。
そんな時は、「私はこれからの人生で、何を一番大切に守っていきたいのか?」を、ご自身の心に静かに問いかけてみてください。そして、その大切なものを脅かす可能性のあるものは、少しずつ手放していく勇気を持つことも必要です。
あなたには、誰にも後ろ指を指されず、堂々と心から安心できる恋愛を楽しむ権利と魅力が十分にありますよ。ご自身が心からリラックスして笑顔で過ごせる未来を選ぶことを、私はいつでも応援しています。
なにか他にも心に引っかかることがあれば、いつでもご相談くださいね。