私が先ほど「好き嫌いではなく、気を使ってしんどいという理由を伝えて」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、相手に自分の本音を届けるためには「アイ(私)メッセージ」を使うことがとても有効だからなんです。
ご相談者様は「たまには2人で出かけたい」と優しくSOSを出していたのですが、ご主人にはその奥にある「気疲れして辛い」という本当の痛みが伝わっていなかったのですね。「あなたの家族と会うのが嫌だ」と相手の家族を否定するような言い方になると、人は無意識に防御態勢に入って反発してしまいます。だからこそ、「(私は)気を使って疲れてしまうの」と、主語を『私』にして感情を伝えることが、喧嘩にならずに分かってもらうための心理的なポイントになります。
結婚して新しい家庭を築くということは、お互いの元の家族との間に新しく「心地よい境界線」を引き直す作業でもあります。ご主人はまだ、ご実家との境界線が独身時代のままなのかもしれませんね。あなたが冷たいわけでは決してありませんから、安心してくださいね。
この記事を読んでくださっている皆さんも、もしパートナーとの価値観の違いで息苦しさを感じた時は、「私が我慢すれば丸く収まる」と自分の心に蓋をしないでくださいね。相手を責めるのではなく、「私はこう感じているよ」と素直な気持ちを共有していくことで、少しずつ2人だけの心地よい距離感を作っていくことができますよ。
週末のことで心が重くなってしまった時は、いつでもここでお話しを聞かせてくださいね。あなたが心から休まる休日を過ごせるよう、応援しています。