私が先ほど「ご主人の言葉を許すかどうか、ご自身で決めてみてください」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、深く傷ついた心を回復させるためには「被害者」の立場から抜け出し、「自分の人生の主導権」をご自身で取り戻すことがとても大切だからなんです。
愛する人からの冷たい言葉は、本当に心をえぐりますよね。ショックで食事が喉を通らなくなるのは、心が限界を超えて悲鳴を上げている証拠です。そんな時、「なんであんなことを言われたんだろう」「私の25年は何だったんだろう」と相手の言葉に囚われ続けてしまうと、心はずっと相手に支配されたまま、苦しみのループから抜け出せなくなってしまいます。
「許す」という行為は、決して相手のひどい行いを肯定したり、ご自身が負けを認めたりすることではありません。「この苦しい感情を手放して、私が私のために前を向く」という、あなた自身のための力強い決断なのです。心の中で「許す」と決めるだけでも、ご主人の言葉に縛られていた見えない鎖が解け、心がふっと軽くなるのを感じられるはずですよ。
この記事を読んでくださっている皆さんも、もし身近な人の心ない言葉に深く傷ついた時は、その言葉を何度も頭の中で繰り返してご自身を痛めつけないでくださいね。「あんなことを言うなんて、相手は今心に余裕がない子どもなのだな」と少し客観的に捉え、まずは温かい飲み物を飲んだり、ゆっくり休んだりして、ご自身の心と体を一番に労ってあげてください。
あなたが笑顔で心穏やかに過ごせること。それが何より大切なことです。心がどうしても晴れない時は、またいつでもここでお話しを聞かせてくださいね。一緒に心が軽くなる道を探していきましょう。