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2026年7月16日7夫婦関係の悩み

夫の単身赴任が15年、連絡も予定も教えてもらえず夫婦の距離が離れる一方です(50代女性)

相談のポイント

  • 夫の単身赴任が15年続き、連絡しても『忙しい』の一言で予定すら教えてもらえない
  • 年末に突然帰宅した夫と言い合いになり、夫は無言のまま赴任先へ戻ってしまった
  • 電話も義父の連絡も無視される状態で、もう夫婦としてやっていけないのか悩んでいる

相談者50代女性

ご相談

夫が単身赴任を始めて、もう15年になります。

最初は短期間の予定だったのに、ずるずると年月だけが過ぎていきました。

何度お願いしても戻ってはくれず、夫婦の距離は、どんどん離れていくばかりです。

連絡をしても返ってくるのは『忙しい』の一言で、こちらから何度も確認しないと、予定すら教えてもらえません。

帰ってくるなら迎えたいし、食事も布団も用意しておきたいのに、それすらさせてもらえないんです。

去年の年末のことです。

何度連絡しても無視されたまま、夫が突然、家に帰ってきました。

『家に誰もいないんだけど』と言われ、私も年末の忙しさで、つい冷たく接してしまいました。

その後、言い合いになり、夫は年始の予定を放棄して、無言のまま単身赴任先へ戻ってしまったんです。

電話をしても折り返しはなく、義父が連絡しても無視されるばかりです。

私たち夫婦は、もうやっていくのは無理なのでしょうか。

たま先生

たま先生代表カウンセラー

カウンセラーの回答

お話を聞かせてくださって、ありがとうございます。

15年ものあいだ、ずっとご主人の帰りを気にかけて、迎える準備を整えて待ち続けてこられたんですね。

それだけで、あなたがどれほどご主人を大切に思ってこられたかが、伝わってきますよ。

まずは、それを頑張ってこられたご自分を、どうか責めないであげてくださいね。

年末に、つい冷たく接してしまった。

そのことを、あなたは今も気にしていらっしゃるのかもしれません。

でもね、何度連絡しても返事がないまま、突然『家に誰もいないんだけど』と言われたら、心がとっさに固くなってしまうのは、とても自然なことなんです。

あなたが冷たい人だから、ではないんですよ。

その上で、ひとつだけ、あなたに考えてみていただきたいことがあるんです。

それは、あなたご自身が、これから先もご主人と一緒にやっていきたいと思っていらっしゃるのか、ということなんです。

これまであなたは、ずっとご主人の予定に、ご主人の気持ちに、合わせようとしてこられました。

だからこそ今は、いったんご主人のことを横に置いて、あなた自身の心に聞いてみてほしいんです。

今のこの状態は、あなたにとって心地よいものでしょうか。

このまま待ち続けることが、あなたの心を穏やかにしてくれるでしょうか。

苦しいなら、苦しいと感じていいんです。

まだやっていきたいと思うなら、その気持ちも大切にしていいんですよ。

どちらであっても、間違いではないんです。

そうして、あなたがどうしたいのかがご自分の中で定まってきたら、そのときに、ご主人にまっすぐ聞いてみられたらいいと思います。

『あなたは、これからのことをどう思っているの』と。

責めるためではなく、あなたの正直な気持ちを伝えるために、ですよ。

答えを急がなくても、大丈夫ですからね。

まずは、あなたの心の声をていねいに聞いてあげることから、始めてみましょうね。

心理のポイント解説

私が先ほど『いったんご主人のことは横に置いて、あなた自身の心に聞いてみてほしい』とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、とても大切なことが隠れているからなんです。

長いあいだ、相手に合わせて、相手を待ち続けていると、私たちの心のまんなかには、いつのまにか『相手』が座るようになります。

夫が帰ってくるかどうか。

夫が連絡をくれるかどうか。

夫の機嫌はどうか。

気づけば、自分の心の天気が、ぜんぶ相手次第になってしまうんです。

そうなると、とても苦しくなります。

なぜなら、相手の気持ちは、自分ではどうにもできないものだからなんですね。

コントロールできないものに自分の幸せをあずけている限り、心はなかなか休まりません。

だからこそ、まず『自分はどうしたいのか』という問いに戻ることが、大切なんです。

これは、わがままになるということでも、ご主人をあきらめるということでもないんですよ。

自分の心に、もう一度、自分を座らせてあげる、ということなんです。

自分のまんなかが定まってはじめて、この人とどう向き合いたいのかも、静かに見えてくるものなんです。

そして、あなたが感じている本当のつらさは、単身赴任という『距離』そのものではないのかもしれません。

本当にこたえているのは、こちらが手を伸ばしても届かない、あの寂しさ。

迎えたいのに迎えさせてもらえない、大切にしたいのに受け取ってもらえない、あの『通じ合えなさ』なんです。

15年、あなたはずっと、その寂しさに耐えてこられたんですね。

それは、本当によく頑張ってこられたと思いますよ。

『あなたはどう思っているの』とご主人に聞くこと。

それは、相手を問い詰めるためではなく、これ以上ひとりで抱え込まないための、大切な一歩なんです。

相手の答えがどうであれ、あなたが自分の気持ちに正直になれたなら、その事実だけは、けっして消えません。

これを読んでくださっている、長いあいだひとりで家庭を守り、待ち続けてきたあなたへ。

あなたはもう、じゅうぶんすぎるほど、頑張ってこられました。

これからは、相手の予定表ではなく、あなた自身の心を、そっとまんなかに戻してあげてくださいね。

焦らなくて、大丈夫ですからね。

この回答を書いたカウンセラー

たま先生

たま先生

たまお悩み相談室 代表カウンセラー

掲示板でお答えしたご相談 279件

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