人に何かを頼むのが苦手で、何でも自分で抱え込んでしまいます。
もっと上手に周りを頼るには、どう考えればいいですか。
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人に何かを頼むのが苦手で、何でも自分で抱え込んでしまいます。
もっと上手に周りを頼るには、どう考えればいいですか。
お話を聞かせてくださってありがとうございます。
「人に何かを頼むのが苦手」ということなんですけれど、それは「人を信頼するのが苦手」ということに、なりますでしょうかね。
目の前の現実というのは、すべて映し鏡である――そう考えますと、「人を信頼できない」というのは、もしかすると、「ご自分を信頼できていない」のではないでしょうか。
「自分にはもっとできていないことがたくさんある。もっとやらなければならない。それを他人任せにするなんて、もっとできない」――そんな思い込みが、根底にあると、ご自分がどんどん苦しくなっていきますし、人に任せることもできなくなってしまうんですよ。
まずね、ご自分を信頼して、受け入れてみてください。
「完璧ではないし、誰かに負けるかもしれない」とドキドキしている、そんなご自分を、許して、受け入れる。
そして、「ご自分の未来は明るいんだ」と信頼することです。
ご自分でご自分のことを信頼できるようになれば、他人のことも信頼できるようになります。
そうすると、ご自分にできないことを誰かにお願いするのが、苦ではなくなりますからね。
ぜひ、試してみてくださいね。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど「人を信頼できないのは、自分を信頼できていないから」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、抱え込み癖の根っこにある、いちばん大切な真実だからなんです。
人に頼れない方の多くは、表面的には「他人を信用していない」「迷惑をかけたくない」と感じています。
でも、本当の本当の根っこには――「自分は、頼ったら捨てられるかもしれない」「自分の頼みは、相手にとって重いに違いない」という、ご自分への低い評価が、隠れていることが多いんですよ。
これは、子供の頃に「自分でやりなさい」「人に迷惑をかけてはいけない」と、たくさん言われて育った方によく見られる、心のクセなんです。
「人に頼ること=ご迷惑」と、強く結びついてしまっているんですね。
でも、よく考えてみてください。
逆の立場で、もし大切な人から「ちょっと手を貸してほしい」と頼まれたら――迷惑だなんて、思いますでしょうか。
きっと「頼ってくれて嬉しいな」「私の出番だ」と感じることのほうが、多いはずなんですよ。
これを読んでくださっている、何でも抱え込んでしまうあなたへ。
「人に頼る」というのは、相手を信頼している、というメッセージなんです。
それは、相手にとっての贈り物にもなるんですよ。
最初は、本当に小さなことから始めてみてください。「コーヒー、ついでに一杯入れてもらえる?」「重い荷物、ちょっと持ってくれる?」――そんな日常の小さなお願いを、一日ひとつだけ、試してみてください。
そして頼んだ後は、「ありがとう、助かった」と笑顔で受け取る。
それを繰り返していくうちに、「人に頼ってもいいんだ」「私もちゃんと受け取っていいんだ」という感覚が、少しずつご自分の中に育っていきます。
完璧でなくていいんですよ。失敗しても、誰かに負けても、あなたは十分に素敵な人なんです。
そのご自分を、まずは信頼するところから、ゆっくり始めていってくださいね。