20代の会社員の女性です。昨年結婚しました。
当初は「すぐに仕事を探す」と言っていた夫ですが、結局この1年、一度も働いていません。
最初のうちは体調不良もあったので支えてきましたが、最近ではだらだらと昼まで寝て、ゲームやスマホばかりの生活。就職活動どころか、バイトすら探そうともしません。
私がフルタイムで働いて家計を支えているのに、家事も手伝ってくれず、「疲れている」と言えば「じゃあやらなくていいよ」の一言。
支えてもらっているという意識も、責任感も、全く感じられません。
まだ20代です。このまま夫の世話ばかりのような人生を続けるのは、辛いです。
離婚したい気持ちが日に日に強くなっているのですが、たった1年で離婚するのは、甘えなのでしょうか。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど「忍耐や許容の範囲を超えています」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、若い方が陥りがちな「我慢ループ」から抜け出すための、いちばん大切な気づきだからなんです。
「離婚は3年は我慢してから」「結婚生活はお互い努力するもの」――そういう古い価値観を、誰かに刷り込まれて、ご自分を責めていらっしゃる方が、本当にたくさんいるんですよ。
でも、結婚生活の「努力」は、お互いがするものなんです。
ご主人のほうが、働こうとも、家事を分担しようとも、感謝の言葉ひとつもないのなら――そこには「努力する関係」自体が、成り立っていないんですね。
ご相談者様お一人だけが、必死に支え、必死に我慢している状態を「結婚」と呼ぶのは、もう、無理があるんですよ。
そして、もうひとつ大事な視点があります。
20代という時間は、本当にかけがえのないものです。
このまま夫を養い、家事を背負い、何の感謝も得られないまま、5年、10年と過ぎていく未来を、想像してみてください。
ご自分の力で稼げる若さと体力があるからこそ、今のうちに方向転換できる――これは、ご相談者様の人生にとって、本当に大切な選択肢なんです。
これを読んでくださっている、「離婚はまだ早いのかも」と迷っているあなたへ。
「期間の長さ」で離婚の正当性を測るのは、もう、やめにしていいんですよ。
たとえ結婚1ヶ月であっても、心と体が壊れるような関係なら、離婚は正解です。逆に何十年連れ添っていても、お互いに尊重し合えないなら、その関係はもう、機能していないんです。
ご相談者様は、ご自分でしっかり働ける力をお持ちです。今すぐ、ご自分の名義の口座と、住むところと、心の安全を、確保していきましょうね。
法テラスでの無料法律相談、自治体の女性相談窓口――こういう専門家の力も、遠慮なく借りていってください。
ご自分の人生を、ご自分の手で選び直す――それは、20代でできる、いちばん素敵な決断のひとつなんですよ。