20代の女性です。以前、相談を取り上げていただいたものです。
皆さんのコメントにも励まされ、心は離婚を決意し、現在、一人暮らしの物件を探しています。
セックスレス、浮気、借金等があり、普段は温厚でも大事なことから逃げる彼と別れ、何が何でも自分の人生を取り戻します。
しかし、家のローンを私名義で組んでしまっているため、「離婚したらいい」という言葉のように、簡単にはいきません。
家を売却しようにも、一回り以上年上の彼には引越しの初期費用すらなく、今の家から出ていけない状態です。それなのに、ローンは私に発生し続けます。
彼に合わせて職場から遠い場所に家を建てたのに、こんな結果になって本当に悔しいです。
慰謝料を取りたくても、彼には支払い能力がありません。
私がコツコツ貯めてきた大切なお金が、引っ越し代や家の売却など、本来使わなくていい「彼の尻拭い」に消えていくことが、悔しくてたまりません。
覚悟は決まっているものの、この煮えくり返るような悔しさは、どう消化したら良いでしょうか。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど「未来の幸せのために、お金を循環させている」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、お金の悔しさを乗り越えるための、いちばん大切な捉え直しだからなんです。
努力して貯めたお金が、相手のだらしなさの後始末に消えていく――この悔しさは、本当に深く、深く、心に刺さるものです。
そしてこの悔しさは、放っておくと、「あの人さえいなければ」「あの結婚さえなければ」と、ご自分の過去全体を否定する材料に、変わってしまうことがあるんですよ。
でも、ここで視点を変えてみてください。
そのお金は、確かに使わずに済んだはずのお金だったかもしれません。でも、その出費があることで、ご相談者様は「自由」と「自分の人生」を、これから先の何十年も、買い戻すことができるんです。
20代という若さで、これだけのパワーを持って決断できることは、本当に大きな財産ですよ。
「お金が出ていく」のではなくて、「自由を買っている」――そう捉えてみてください。
そして、もうひとつ大事な視点があります。
一回り以上年上のご主人を選ばれた20代の頃のご自分を、責めないでくださいね。
その時のあなたは、誠実に、ちゃんと愛し、信じて、結婚を決められたんです。それは、ちゃんとした選択だったんですよ。
ただ、お相手のほうに、まだ大人として向き合う力がなかった――それだけのことなんです。
これを読んでくださっている、離婚に向けて経済的な悔しさを抱えているあなたへ。
「私が損をした」という気持ちは、本当に自然な感情です。それは、ご自分の中で何度でも、しっかり感じていいんですよ。
でも、その悔しさを「これからの未来を作る燃料」に変えていきましょう。
20代のうちに、こんな大きな経験をされたご相談者様は、これから先、本当の意味で「自分を大切にしてくれる人」を見抜く目を、もう持っていらっしゃいます。
その目で選ぶ新しい未来は、これまでとは全く違う、温かいものになっていきますからね。
どうかご自分の力を信じて、まっすぐ、進んでいってくださいね。