50代の女性です。同居している姑(しゅうとめ)に困り果てています。
彼女の中には自分の考えが絶対的な正解というルールがあり、それと違う私のやり方は全て間違いと見なされます。心配してアドバイスをしているつもりなのでしょうが、「そんなやり方じゃだめ、親の教育が悪い」と子供のことまで全否定されます。
主人は私の味方をして守ってくれるのが唯一の救いですが、それでも毎日顔を合わせて小言を言われる生活に限界を感じています。姑と分かり合えるわけがないと頭では分かっていても、言われる度にイライラし、心がすり減ってしまいます。
我慢するしかないこの状況、どう気持ちを切り替えれば楽になれますか。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど「人間関係は鏡」とお伝えしたのは、決して相談者さんを責めたかったわけではありません。心が少しチクリとしたかもしれませんが、これは心理学でいう「投影」という心の仕組みなんです。
私たちは、自分が無意識に抑え込んでいる感情や、強く握りしめている「マイルール」を、目の前の他人の態度を通して見せられることがよくあります。お姑さんの「自分が絶対!」という態度に強くイライラしてしまうのは、相談者さんの中にも「私のやり方を認めてほしい」「私だって正しいのに」という強い思いがあるからかもしれません。
同居という逃げ場のない環境で、毎日否定されれば心がすり減るのは当然のことです。まずは「私、よく耐えてるよね。すごく頑張ってるよね」と、ご自身をたくさん褒めて、労わってあげてくださいね。自分ファーストで、自分の心を休ませるのが最優先です。
その上で、日常の中で意識してほしいのは「心の境界線」を引くことです。お姑さんの言葉は、あくまで「お姑さん個人の価値観」であり、あなたの価値を下げるものではありません。「あ、お義母さんはそう思うんですね」と心の中で受け流し、良いところだけを拾う「スルー力」を育てていきましょう。ご主人という心強い味方がいるのですから、完璧な嫁になろうとしなくて大丈夫ですよ。自分を責めず、心に余裕を持たせる練習を少しずつしていきましょうね。