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2026年7月28日7夫婦関係の悩み

妻のすっぴんが見るに堪えない…30年連れ添った妻に幻滅する自分はひどい夫でしょうか(50代男性)

相談のポイント

  • 結婚30年近く、若い頃は綺麗だった妻のすっぴん姿を見るたびに気持ちが冷めていくのを感じている
  • せめて自分の前ではメイクをしていてほしいと思う一方、こんな自分はひどい夫かと悩んでいる
  • 妻を傷つけずに気持ちを伝えるにはどうすればいいのか知りたい

相談者50代男性

ご相談

私には、結婚して30年近くになる妻がいます。

若い頃は本当に綺麗で、自慢の妻でした。

でも最近の、妻のすっぴん姿が、正直、見るに堪えないんです。

もちろん、年齢を重ねれば見た目が変わるのは当然ですし、私自身も老けてきた自覚はあります。

でも、どうしても、あの頃の美しかった妻と比べてしまうんです。

すっぴんを目にするたびに、気持ちが冷めていくのを感じてしまいます。

お願いだから、せめて自分の前ではメイクをしていてほしい。

一緒にいるときは、できる限り夢を壊さないでほしい。

そう思ってしまうんです。

でも、こんなふうに思う私は、ひどい夫なのでしょうか。

そして、どう伝えたら、妻を傷つけずに済むのでしょうか。

たま先生

たま先生代表カウンセラー

カウンセラーの回答

お話を聞かせてくださって、ありがとうございます。

30年近く連れ添った奥さまに、今も「綺麗でいてほしい」と願う。

それは、決してひどい気持ちではないんですよ。

むしろ、あなたが今も奥さまをちゃんと見ているからこそ、生まれる思いなんです。

見るに堪えない——そんな言葉が浮かんでしまうご自分を、きっと少し、責めていらっしゃいますよね。

まずは、その正直なお気持ちごと、あなた自身を責めないであげてくださいね。

そのうえで、少しだけ、奥さまの心も一緒にのぞいてみましょうか。

昔、『私がおばさんになっても』という歌がありましたよね。

女性の多くは、年齢を重ねてシワが増えても、その分だけ信頼を重ねて、安心して仲良くいられたら——そんなふうに願っていることが多いんです。

つまり奥さまにとって、あなたの前でのすっぴんは、「気を許せている証」なのかもしれません。

だからこそ、もしどうしても綺麗にしていてほしいなら、伝え方をほんの少し、工夫してみてほしいんです。

「メイクをしていてほしい」と正面から求めてしまうと、奥さまは今のありのままを否定されたように感じてしまいます。

そうではなくて、奥さまがメイクをして綺麗にしているときに、しつこいくらい「綺麗だね」「素敵だね」と伝えてあげてください。

「ずっとこうしていたいな」と、奥さまご自身がそう思えるように持っていく。

それも、一つの方法かもしれませんよ。

ただ、これはあなたご自身も、おっしゃっていましたね。

年齢は、みんな平等に重ねていくものです。

ですから、ときには鏡の中のご自分も、そっと見てあげてくださいね。

どちらか一方だけが夢を守り続けるのではなく、お互いに、年相応の素敵なご夫婦になっていく。

それが、本当はいちばん幸せな形なのだと、私は思いますよ。

焦らなくて大丈夫ですから、まずは今日の「綺麗だね」から、始めてみませんか。

心理のポイント解説

私が先ほど、奥さまのすっぴんを「気を許せている証」かもしれないとお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、とても大切なことが隠れているからなんです。

人は、心から安心できる相手の前でしか、本当の意味で鎧を脱ぐことができません。

奥さまがあなたの前でメイクをしなくなったのは、あなたを「もう飾らなくていい人」——つまり、いちばんの安全地帯だと感じている、そのあらわれなのかもしれません。

そう思うと、すっぴんが少しだけ、いとおしく見えてこないでしょうか。

そして、あなたが感じている「気持ちが冷めていく」という感覚。

これは、奥さまへの愛情が消えてしまったわけではないんですよ。

若い頃の理想の姿と、目の前にいる今の奥さまとのあいだにできた小さなギャップに、心が戸惑っているだけなんです。

だから、本当にあなたがぶつかっているのは、奥さまではないのかもしれません。

「自分も含めて、時間が過ぎていく」という事実への、あなた自身の寂しさなのかもしれませんね。

外見の変化は、裏を返せば、二人が確かに同じ時間を歩いてきたという、何よりの証でもあるんです。

シワの一本一本が、二人で笑い合ってきた時間の跡だと思えたら、少しだけ景色が変わってきませんか。

そしてもうひとつ、心の仕組みとしてお伝えしたいことがあります。

人は、「昔は綺麗だった」と過去と比べられると、今の自分ごと否定された気がして、心がすっと縮こまってしまいます。

反対に、「今のあなたが素敵だ」と、今このときを認めてもらえたとき、人はいちばん自然に輝けるものなんです。

私が「綺麗だね」と伝えてあげてくださいとお願いしたのは、そのためなんです。

その一言は、相手を飾らせるための言葉ではなく、「今のあなたでいい」という、安心の贈りものなんです。

これを読んでくださっている、パートナーの変化に戸惑っているあなたへ。

相手を変えようとするその前に、まずは「今も気にかけている自分」を、そっと認めてあげてください。

その気持ちは、愛がまだちゃんと続いている、何よりの証拠なんですから。

そして、求めるよりも先に、伝えてみてください。

焦らなくて、大丈夫ですからね。

年を重ねることは、何かを失っていくことではなく、二人にしか分からない安心を、少しずつ積み重ねていくことなんですから。

この回答を書いたカウンセラー

たま先生

たま先生

たまお悩み相談室 代表カウンセラー

掲示板でお答えしたご相談 316件

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