60代の女性です。肩こりや冷えを和らげようとセルフケアやマッサージをしていますが、その時は気持ちいいだけですぐに元に戻ってしまいます。
プロの専門家さんがやるのと、自分でやるのとでは何が違うのでしょうか。
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肩こりや冷えのセルフケアをしてもすぐに元に戻ってしまいます。プロとは何が違うのでしょうか(60代女性)
相談内容の要約
- 肩こりや冷えを良くしようと自分でセルフケアをしている
- ケアをした時は気持ちいいがすぐに元の辛い状態に戻ってしまう
- プロの専門家が行うケアと自分で行うケアの違いを知りたい
Q
私たちプロの心理カウンセラーや専門家は、表面的な症状だけを見るのではなく、心と体を含めた「総合的なバランス」を見ていきます。その方に必要なケアをして全体のバランスを整えることで、結果として肩こりなどの不調も快方に向かうという流れを作っていくんですね。
「この症状にはこの対処法」とお薬のようにピンポイントで解決するのではなく、全体の土台を整えるのがプロの仕事と言えます。
ご相談者様はご自身でセルフケアをされているとのこと、ご自身の体を良くしようというその姿勢がとても素晴らしいですね。
プロと同じことをしようと焦るのではなく、まずはご自身が「心地よい」と思えるケアをしながら、その時の体の感覚や心の状態を優しく確認してみてください。 「昨日はこうだったけれど、今日は少し違うな」と、ご自身のちょっとした変化に敏感になる。そんなことを目標になさってはいかがでしょうか。
即効性を期待するのではなく、そうやってご自身を労わるセルフケアを継続的に続けていけば、必ず心も体も健やかに過ごせるようになりますからね。
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たま先生のプロフィール
たま先生(中森 万美子)
「たま お悩み相談室」代表カウンセラー

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど「即効性を期待するのではなく、ちょっとした変化に敏感になることを目標に」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして「不調をすぐに消そうとする(コントロールしようとする)状態は、結果的に心と体を緊張させてしまうから」なんです。
この記事を読んでくださっている方の中にも、肩こりや冷え、心のモヤモヤなどを「早くどうにかしなきゃ」と焦り、色々なセルフケアを試しては「また戻ってしまった」と落ち込んでいる方がいらっしゃるかもしれません。
不調を手放したいと思うのは当然のことです。ですが、「この辛さを今すぐ消したい」と対症療法ばかりを求めているとき、私たちは自分の心や体が発している「少し無理をしているよ」「休みたいよ」という根本的なSOS(全体のバランスの崩れ)を見落としてしまいがちです。
本当の意味でのセルフケアとは、「症状を完全に消すこと」ではなく、「今の自分の状態に気づいて、優しく寄り添ってあげること」です。
「今日は少し肩が重いから、ゆっくりお風呂に入ろう」「今日は心が少し疲れているから、自分を甘やかそう」と、ご自身の心身の変化をジャッジせずにただ感じてみてください。その「自分を大切に扱う時間」そのものが、心と体の緊張を解きほぐし、根本的なバランスを整える一番の特効薬になりますよ。