結論
「ずっと寝ていたい」と感じるのは、あなたの心や体が「もう限界だよ」と伝えているサインかもしれません。まずは原因に気づき、自分を責めずに優しくケアしていくことが大切です。
対策
①生活リズムを意識的に整える
②「できない自分」を責めない
③心のモヤモヤを紙に書き出してみる
④一人で抱えず、誰かに話してみる
- 朝起きても体が重くて、布団から出られない。
- やらなきゃいけないことは山ほどあるのに、「もう何もしたくない」と思ってしまう。
- そんな自分を責めて、さらに心が疲れてしまう
そんな経験、ありませんか?

「たま夫婦のお悩み相談室」のカウンセラー、たまです。これまで多くの夫婦の悩みや、心が疲れてしまった方の声に耳を傾けてきました。
この記事では、「ずっと寝ていたい」と感じるあなたの心の状態を一緒に見つめながら、主な原因や、今日からできる優しい対処法をお伝えしていきます。
あなたが少しでもラクになれるヒントを見つけられますように。
調整用テキスト
ずっと寝ていたいと感じる主な原因
- 「起きなきゃ」と思っても、体が動かない。
- やる気を出そうとしても、心がついてこない。
そんな“無気力”な状態が続くと、自分でも理由がわからなくなって苦しくなってしまいますよね。
ここでは、私がこれまでたくさんのご相談を受けてきた中で、よく聞かれる原因を7つにまとめました。「自分にも当てはまるかも」と思うものから、心の整理に役立ててみてくださいね。
原因1|心の疲れをうまく吐き出せていない
- 「毎日やることが多すぎて、頭も心も休まらない」
- 「がんばっているのに、誰にもわかってもらえない」
そんな気持ちを抱えながら、今日までよく耐えてこられましたね。
とくに真面目で責任感の強い方ほど、気づかないうちに「疲れ」を心の奥に溜め込んでしまいがちです。でも、心の疲れは目に見えないぶん、限界を超えるまで自分では気づきにくいんです。
「ずっと寝ていたい」「なにもしたくない」と感じるとき、それはあなたの心が出している“もう無理しないで”というサインなのかもしれません。
本当は「疲れた」「しんどい」と口にするだけでも、心はふっと軽くなります。でも、その一言を言うことさえできないほど、まわりに気をつかってきたあなただからこそ、今その疲れがぐっと押し寄せてきているのかもしれません。
まずは、ほんの少しだけ立ち止まってみませんか?
深呼吸をして、自分の心に「どうしたの?」と声をかけてあげるだけでも、回復への一歩になります。

がんばってきたこと、ちゃんと見えてますよ。一度、自分自身の「よくやってるよね」って声を聞いてあげてください。あなたは、ちゃんと休む権利があります。
原因2|睡眠の質が落ちている
- 「たくさん寝たはずなのに、朝から疲れている」
- 「夜中に何度も目が覚めて、ぐっすり眠れた気がしない」
そんな状態が続いていませんか?
睡眠は、体だけでなく心の回復にも欠かせない時間です。でも、心に不安やストレスを抱えていると、眠っているつもりでも脳や神経は休めていないことがあります。とくに、寝る前までスマホを見ていたり、考えごとが止まらなかったりすると、眠りが浅くなってしまいがちです。
また、女性はホルモンバランスの影響を受けやすく、睡眠リズムが乱れやすい傾向にあります。「ちゃんと寝ているのに元気が出ない」と感じる背景には、そうした体のサイクルの影響も関係しているのです。
そして、質の悪い睡眠が続くと、日中にぼーっとしてしまったり、気力がわかなくなったりして、「もういっそずっと寝ていたい」と感じることにつながっていきます。これは“怠け”ではなく、休息が十分にとれていないというサインです。
まずは、寝る前にスマホを置いて、あたたかい飲み物を飲んでみる。照明を少し暗くして、心を落ち着かせてみる。そんな小さな工夫から、睡眠の質は少しずつ変わっていきます。

「眠れない」のは、あなたが弱いからじゃないですよ。がんばっている心と体に、やさしい眠りをプレゼントしてあげてくださいね。
原因3|夫婦関係がつらい
- 一緒に暮らしているはずなのに、会話がほとんどない
- 言葉を交わしても、すぐに険悪な空気になる
そんな日々が続くと、「もう何も話したくない」「顔を合わせるのもしんどい」と感じてしまうことはありませんか?
夫婦関係は、本来安心できるはずの“居場所”です。でもその関係性がギクシャクすると、心の逃げ場がなくなってしまうのです。
- 「話しかけても反応が冷たい」
- 「相談しても話をはぐらかされる」
そうした積み重ねが、心の奥に“孤独”や“無力感”を生み出してしまいます。
また、パートナーとの関係に悩んでいても、なかなか人に話せないものですよね。「うちだけかもしれない」「私が我慢すれば…」と飲み込んでいるうちに、自分の気持ちを押し殺してしまっている方も多いです。
その我慢が続くと、心はじわじわとエネルギーを失っていきます。やがて「もう何もしたくない」「起きる意味がわからない」と思うようになるのは、ごく自然な流れかもしれません。
まずは、自分の気持ちを認めてあげることから始めてみてください。「私はちゃんと、しんどいと感じていい状況にいたんだ」と気づくだけでも、心が少し軽くなります。

わかってもらえないって、本当につらいですよね。あなたの気持ちは、無視されていいものじゃありません。小さくてもいいから「こう感じてる」と伝えること、一緒に少しずつ練習していきましょう。
原因4|「ちゃんとしなきゃ」が強すぎる
- 「家事も育児もきちんとこなさなきゃ」
- 「夫や子どもに迷惑をかけちゃいけない」
- 「もっとちゃんとしなきゃ……」
そんなふうに、自分に厳しくなりすぎていませんか?
真面目で責任感が強い人ほど、「ちゃんとできない自分」を許せなかったり、「これくらいできて当然」と思ってしまいがちです。でも、心も体もロボットではありません。どんなに意識していても、人には波があります。
うまくいかない日も、何もしたくない日もあって当たり前。それなのに「できない自分=ダメな自分」と思い込んでしまうと、心はどんどん追い詰められてしまいます。その結果、「何もしたくない」「ずっと寝ていたい」という気持ちが生まれてくるのです。
また、SNSや周囲と比べてしまって、「私はこんなにできてない…」と落ち込むこともあるかもしれません。でも、他人の見える部分だけを切り取って、自分のすべてと比べることに、なんの意味もありません。
“ちゃんとしなきゃ”の裏には、「誰かに迷惑をかけたくない」「嫌われたくない」という気持ちが隠れていることも多いです。でも、大丈夫。あなたが思っているより、人はあなたに優しいし、何よりもまず、あなた自身が自分に優しくあってほしいのです。

「ちゃんとしなきゃ」じゃなくて、「今日はここまでできた」でいいんです。完璧じゃなくても、がんばってるあなたは、それだけで十分立派ですよ。
原因5|ホルモンや体調の変化
- 「なぜか涙が止まらない」
- 「急に気分が沈んで、何もしたくなくなる」
理由がわからないまま、気持ちが不安定になるときってありますよね。
そんなとき、「自分っておかしいのかな」「メンタルが弱いのかも」と感じてしまう方もいるかもしれません。でも、それは決してあなたのせいではありません。女性の心と体は、ホルモンの影響を大きく受けているからです。
月経前や排卵期、さらには更年期など、女性の体は一か月の中でも日々変化しています。このホルモンの波によって、自律神経や感情のバランスが崩れ、「だるい」「眠い」「やる気が出ない」といった不調が現れるのです。
また、季節の変わり目や気圧の変化、栄養不足、運動不足など、さまざまな体調要因も心に影響を与えます。体が疲れているときは、心も元気が出ません。「ちゃんと休もう」と思っても体がうまくついてこないと、ますます自己嫌悪に陥ってしまいますよね。
けれど、そう感じるのは「あなたが悪いから」ではなく、今の心と体がちょっとだけ疲れているということ。そういう日があるのは自然なことです。
もし、「最近いつもと違うな」と思ったら、思い切って婦人科や心療内科など専門機関を受診するのもひとつの方法です。“メンテナンス”のつもりで、自分の体と向き合ってみるのも大切です。

「なんとなく調子が悪い」は、ちゃんと理由があります。その不調に名前がつくだけでも、心が少しラクになりますよ。あなたの体と心、どちらも大切にしてくださいね。
原因6|孤独感や「わかってもらえない」寂しさ
- 家族がいる
- 職場でも会話はある
- でも、心のどこかで「本当の自分をわかってくれる人がいない」と感じる
そんな孤独を抱えていませんか?
表面的にはうまくやっていても、本音を言えない関係の中では、心はどんどん孤立してしまいます。
- 「こんなこと言ったら迷惑かな」
- 「どうせわかってもらえない」
そんな気持ちがあると、話すことすら億劫になってしまいますよね。
特に、家庭や職場で「聞き役」に回ることが多い方ほど、自分の気持ちを置き去りにしがちです。でも、心の奥では誰よりも「わかってほしい」「気づいてほしい」と願っている。その気持ちが満たされないまま時間がたつと、やがて心は無力感に包まれ、何もしたくなくなってしまうことがあります。
この「誰にも必要とされていない」「誰も自分のことを見てくれていない」という感覚は、気づかないうちに心のエネルギーをじわじわ奪っていきます。そうして残るのは、「いっそずっと寝ていたい」「消えてしまいたい」というほどの深い疲れです。
でも、あなたの存在は、ちゃんと誰かに影響を与えていて、気づかれていないだけで大切に思っている人もきっといます。その声に気づくには、まずあなた自身が、自分の気持ちを大切に扱うことからはじまります。

「寂しい」と感じるあなたの心は、ちゃんと誰かを求める力を持っています。その気持ちにフタをしないで。「話したい」と思ったら、たまのような“聴いてくれる存在”を、遠慮なく頼ってくださいね。
原因7|病気の可能性もある
- 「気力が出ない」
- 「何もしたくない」
- 「ずっと寝ていたい」
そんな状態が何日も、あるいは何週間も続いている場合、それは単なる疲れではなく、心や体の不調が背景にあることもあります。
とくに、うつ病や自律神経失調症などのメンタル疾患は、初期の段階で「寝ても寝ても眠い」「体が重い」「やる気が出ない」といった症状が現れやすいものです。これらは「気のせい」や「甘え」とはまったく違います。脳や神経が本当に疲れていて、心身が正常に働けていない状態なのです。
しかし、こうした病気は「目に見えない」不調のため、自分でも気づきにくく、また周囲に理解されにくいという難しさがあります。「これくらいで病院に行くのは大げさかも」「もっとつらい人だっている」と思って、受診を先延ばしにしてしまう方も少なくありません。
けれど、そうやって我慢を続けてしまうと、さらに心のダメージが深くなってしまうことも。大切なのは、「自分のつらさ」をちゃんと認めてあげることです。“気合い”や“根性”では解決できない状態に、あなたが今、いるかもしれません。
まずは身近な人に気持ちを話してみる。不安があれば、心療内科やメンタルクリニックに相談してみる。それは、自分を守るための大切な行動です。

病院に行くのは、弱い人がすることじゃありません。「これ以上、自分を苦しめたくない」と思ったときが、ちゃんと立ち止まるタイミングです。あなたの心が壊れてしまう前に、SOSを出してくださいね。
ずっと寝ていたいと感じるときの対処法
- 「何もしたくない」
- 「ずっと寝ていたい」
そんな気持ちが続くとき、自分でもどうすればいいのかわからなくなってしまいますよね。でも大丈夫。すぐに元気にならなくていいし、大きなことをしなくてもいいんです。
ここでは、これまで私が多くの方と向き合ってきた中で、実際に「少し気持ちが軽くなった」と感じられた対処法を7つご紹介します。できそうなことから、ほんの少しずつ、あなたのペースで取り入れてみてくださいね。
対処法1|生活リズムを整える
ずっと寝ていたいと感じるときこそ、生活のリズムが乱れがちになります。朝は決まった時間にカーテンを開けて光を浴びる、寝る前はスマホを見ずに静かな音楽を聴くなど、簡単な習慣から取り入れてみましょう。体のリズムが整いはじめると、心も少しずつ落ち着いてきます。
対処法2|“できたこと”に目を向けてみる
何もできなかった日より、「これだけはできた」と思える日を積み重ねることが大切です。
- 洗顔できた
- ゴミを出せた
- 布団から出られた
それだけで十分。
小さな「できた」を見つけて、自分を少しずつ認めてあげることが、回復への大きな一歩になります。
対処法3|話せなくても、書き出すだけでOKです
気持ちを誰かに話すのが難しいときは、ノートやスマホのメモに書き出してみてください。言葉にすることで、自分の中にある不安やモヤモヤに気づけることがあります。
書くことは“心の整理”にもつながります。誰にも見せなくて大丈夫、自分だけの心の声をそっと出してあげましょう。
対処法4|安心できる人と、ただ一緒に過ごす
たくさん話さなくてもいい。何か特別なことをしなくてもいい。ただ、安心できる人と同じ空間にいるだけで、心が少しずつほどけていくことがあります。
信頼できる友人や家族、カフェの店員さんでも大丈夫。人とのつながりは、心をあたためてくれる大切な居場所になります。
対処法5|“休むこと”を罪悪感なしでやってみる
何もせずに過ごす時間に、罪悪感を抱えていませんか?でも、疲れた心と体を癒すためには、しっかり休むことも“行動”のひとつです。
「今日は休む日」と決めて、布団の中で音楽を聴いたり、ぼんやり空を眺めるだけでもOK。休むことを自分に許すだけで、心は少しラクになります。
対処法6|朝に“ひとつだけ”予定を入れてみる
朝に小さな予定をひとつだけ入れると、1日の流れが整いやすくなります。
- 洗濯物を干す
- 散歩に出る
- 好きな音楽を聴く
それだけで十分。
「全部やらなきゃ」ではなく、「これだけやればOK」という目標があると、心に少し張りが生まれます。無理なく始められることから、あなたの朝に“芯”をつくってあげましょう。
対処法7|専門家の力を借りる勇気を持つ
どうにも気持ちが晴れないときは、ひとりで抱え込まずに、専門家を頼ることも大切です。心療内科やカウンセラーは、あなたの悩みに向き合い、回復への道を一緒に考えてくれる存在です。
「相談するのは勇気がいること」だからこそ、それを行動に移せたあなたは、もう一歩前に進めています。
ずっと寝ていたい気持ちを放置するとどうなる?
- 「ずっと寝ていたい」
- 「何もしたくない」
そんな気持ちが続くとき、つい「そのうち元に戻るだろう」と様子を見たくなることもありますよね。でも、この状態を放置してしまうと、心や体にもっと深刻な影響が出てしまうことがあります。
ここでは、もしそのまま無理をしてしまった場合に起こり得る変化についてお伝えします。自分をケアするための一歩として、ぜひ参考にしてみてください。
うつ症状の悪化につながることも
「ずっと寝ていたい」と感じていることが続くと、心の疲れがどんどん溜まり、最終的にはうつ症状に進行することがあります。
最初は「なんとなく元気が出ない」「ちょっと休んでいるだけ」と思っていても、気づかぬうちに体調が悪化し、心のエネルギーが枯渇してしまいます。
例えば、「何もやりたくない」「食欲もなくなった」「夜眠れない」などの症状が続くと、それはうつ病の初期症状かもしれません。
心の不調を見逃してしまうと、仕事や家族関係にも悪影響を及ぼし、生活がより困難になる可能性があります。早期に気づき、休養や専門家の力を借りることが大切です。
人間関係のトラブルが増える可能性がある
心が疲れているときは、言葉の受け取り方や伝え方がいつもと変わってしまうことがあります。ちょっとしたひと言に過敏になったり、逆に思ってもいない言い方をしてしまったり――それがきっかけで、人との距離が広がってしまうことも少なくありません。
特に家族やパートナーなど、日常的に関わる人との関係に影響が出やすく、誤解やすれ違いが続くと「もう誰とも話したくない」と感じるようになってしまうこともあります。
また、気力が出ずに連絡を返せなかったり、誘いを断り続けてしまったりすると、「避けられているのでは?」と誤解されることも。
本当はそんなつもりじゃなくても、誤解が重なれば信頼関係にひびが入ってしまう可能性があります。自分の心の状態に気づき、関係が壊れてしまう前に一度立ち止まることが大切です。
夫婦関係の溝が深くなる
「ずっと寝ていたい」「何もしたくない」と感じているとき、パートナーとの関係にまで気を配る余裕がなくなることは自然なことです。でも、それが続くと、相手から「なぜ元気がないのか」「どう接したらいいのか」が伝わらず、すれ違いが起こりやすくなります。
中には、「無視されている」「避けられている」と受け取られ、パートナーが不満を抱えてしまうケースもあります。本当は、ただつらいだけなのに、その気持ちを伝える言葉さえ見つからない――そんな状態で日々を過ごすのは、本当にしんどいですよね。けれど、お互いに気持ちを言葉にできないままでいると、関係の距離は少しずつ広がってしまいます。
夫婦だからこそ、黙っていても伝わるわけではありません。小さな一言でも「今ちょっとつらいんだ」と伝えられると、関係の修復や理解のきっかけになります。
自信を失い、社会との接点が減っていく
「何もしたくない」「ずっと寝ていたい」という日が続くと、次第に「自分は何もできない」「役に立てていない」と感じるようになってしまうことがあります。
本当は一時的な心の疲れであっても、できない自分ばかりが目につき、どんどん自信を失っていくのです。その結果、人と会うことや外に出ることが億劫になり、社会とのつながりが薄れていく――そんな悪循環に陥ってしまうこともあります。
- 気づけば、誰とも連絡を取っていない
- 外に出るのが怖くなってきた
そんな状態が続くと、ますます「このままではダメだ」と自分を追い込んでしまい、さらに心が疲弊してしまいます。だからこそ、小さなつながりでもいいから社会との接点を残しておくことが大切です。
無理のない範囲で人と関わることで、自分の存在価値や安心感を少しずつ取り戻すことができます。
自分をゆるすための4つの視点 | ずっと寝ていたいあなたへ、心が軽くなるヒント
「何もできない」「ずっと寝ていたい」そんなふうに感じているとき、必要なのは無理にがんばることではなく、自分をゆるすことかもしれません。
ここでは、心が疲れているあなたが、自分を少しでもラクにできるような視点を4つご紹介します。どれかひとつでも、今のあなたの心にそっと届きますように。
休むことは「悪いこと」じゃない
無理に「がんばらなきゃ」と思っていませんか?
休むことは、決して悪いことではなく、心と体が回復するために欠かせない大切な時間です。特に疲れが溜まっているときこそ、休息が必要だということを自分に許してあげましょう。
何もしない日があっても、それは“心のメンテナンス”として必要な時間です。
「できない日」があっても、自分を責めなくていい
- 「今日は何もできなかった」
- 「また何もしていない」
そんな日を自分で責めていませんか?
でも、心が疲れているときには、できないことがあっても当然です。無理して完璧を求める必要はありません。
大切なのは、「できなかった自分」もそのままで大丈夫だと認めてあげること。自分を責めずに、ただ「今日は休んでいい日だったんだ」と感じることで、心は少しずつ軽くなります。
休んでいる自分に「価値」がある
休むことを“無駄”だと感じていませんか?
でも、休んでいるときこそ、心と体が必要としている大事な時間です。休息は、あなたが成長するために不可欠な部分であり、あなた自身の価値を損なうことは決してありません。
「何かをしていなければ意味がない」という考え方を少しだけ変えて、ただ今を感じることに意識を向けてみましょう。休んでいる自分にも、ちゃんと価値がありますよ。
小さな幸せを見つけることで心が軽くなる
毎日の中で、大きなことを達成しなくても小さな幸せを見つけることが、心の回復にとても効果的です。
- 「今日のランチが美味しかった」
- 「窓から見える空がきれいだった」
- 「お気に入りのカフェに行けた」
ほんの小さなことでも心が少し温かくなる瞬間があります。そんな日常の小さな幸せを意識的に見つけることで、心が軽くなり、ポジティブな気持ちが自然と湧いてきます。
「ずっと寝ていたい」という気持ちは、心と体が本当に休息を必要としているサインです。自分を責めることなく、少しずつ自分に優しく接してあげることで、心は少しずつ軽くなります。
- 休むこと
- できない自分を許すこと
- 小さな幸せを見つけること
これらのことを意識するだけで、心は回復への一歩を踏み出せます。
あなたは、どんな時も自分を大切にしていい存在です。無理せず、少しずつ自分のペースで心を整えていきましょう。そして、つらいと感じたときには、勇気を持って誰かに話してみてくださいね。
まとめ
「ずっと寝ていたい」という気持ちは、心と体が本当に休息を必要としているサインです。自分を責めることなく、少しずつ自分に優しく接してあげることで、心は少しずつ軽くなります。
- 休むこと
- できない自分を許すこと
- 小さな幸せを見つけること
これらのことを意識するだけで、心は回復への一歩を踏み出せます。
あなたは、どんな時も自分を大切にしていい存在です。無理せず、少しずつ自分のペースで心を整えていきましょう。そして、つらいと感じたときには、勇気を持って誰かに話してみてくださいね。
つらさに気づけたあなたへ
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
「ずっと寝ていたい」という気持ちに気づけたあなたは、すでに大切な一歩を踏み出しています。自分の心と体のサインを受け入れ、少しずつでもケアを始めることが、回復への第一歩です。
「たま夫婦のお悩み相談室」では、誰にも話せない気持ちをそっと打ち明けられる場所をご用意しています。あなたがひとりで抱え込まずに、気持ちを軽くできるようお手伝いします。
無理をせず、自分を大切にするために、ぜひ一歩踏み出してみてくださいね。