お話を聞かせてくださって、ありがとうございます。
これは、本当に胸が締めつけられますよね。
まず、あなたのお気持ちから見てみましょうね。
ちゃんとご飯を食べているのか、体調は大丈夫か、そんなに早く一緒に住んで大丈夫なのか。
考え始めたらきりがない、そのお気持ち、痛いほど伝わってきますよ。
でもね、その心配が尽きないのは、あなたが娘さんを、それだけ深く愛している証なんです。
だから、どうかご自分を責めないでくださいね。
その上で、少しだけ、時代のことをお話しさせてください。
倫理観というのは、時代とともに移り変わっていくものなんです。
ですから、同棲が良い悪いというのは、正直、私にも何とも言えないところなんですよ。
娘さんは、もう子どもではないけれど、まだ学生さん。
完全にほったらかしにするのも難しい。
でも、あれこれ言えば言うほど、遠ざかってしまう年頃でもあるんです。
ですから、いい意味で、そっと見守るしかないのかもしれません。
今はそれが、いちばん娘さんに届く形なのだと思いますよ。
そして、これだけは、しっかり伝えておいてほしいことがあります。
「何があっても、お母さんはあなたの味方だからね」
「困ったときは、ちゃんと言いなさいよ」
この一言だけは、まっすぐ渡しておいてあげてください。
この先、彼氏さんとどうなっていくのかは、誰にも分かりません。
うまくいくこともあれば、思わぬトラブルにぶつかることもあるでしょう。
そのとき、娘さんが「お母さんには言えない」と思ってしまうのが、いちばん切ないんです。
だから、扉をぴしゃりと閉めるのではなく、いつでも帰ってこられるように、そっと開けておく。
管理するのでもなく、突き放すのでもなく、ただ味方でいる。
そこで留めておかれたら、いいのかなと思いますよ。
顔を見せてほしい、その願いは、決してわがままなんかじゃありません。
でも今は少しだけ、その気持ちを、心の奥にそっと置いておいてあげてくださいね。