お話を聞かせてくださって、ありがとうございます。
話し合おうとするたびに、涙で話が流れてしまって、何も前に進まない。
それが何度も積み重なると、本当に疲れてしまいますよね。
まず、ひとつだけ確かめさせてくださいね。
ご相談には『離婚』と書いてくださっていますが、あなたが本当に望んでいらっしゃるのは、きちんと話し合える関係なのではないでしょうか。
別れたいというより、ちゃんと向き合って話がしたい。
そのお気持ちが、文章の奥から伝わってくるんです。
そのうえで、奥さまの涙のことを、少しお伝えさせてくださいね。
女性の中には、感情が先に走ってしまって、心が言葉になるより先に、涙が出てしまう方が、確かに多いんです。
あなたを困らせようとして泣いている、とは限らないんですよ。
ご本人も、うまく言葉にできないもどかしさを抱えていることが、あるんです。
とはいえ、それで毎回お話が終わってしまうのでは、あなたが困ってしまいますよね。
そこで、ひとつ試していただきたい方法があります。
伝えたいお気持ちを、一度、お手紙や文章に書き留めてみてください。
面と向かうと、どうしてもお互い感情が先に立ってしまいますが、文字にすると、落ち着いて受け取れることがあるんです。
そして、お仕事に行かれるときにでも、『これ、読んでおいてね』と、そっと渡してみてください。
渡したら、しばらくその場を離れてみる。
奥さまが、一人で、涙も含めて気持ちを整理する時間を、差し上げるんです。
そして、あなたが帰ってこられたときに、『この件で、話し合いたいんだけど』と、切り出してみてはいかがでしょうか。
文字にして、少し時間を置くと、お互い感情的にならずに、本当に伝えたいことが伝わることが、あるんですよ。
それでも、どうしても泣いてしまって話にならないようであれば、第三者に間に入ってもらう、という方法もあります。
カウンセラーでも、信頼できる誰かでも構いません。
二人だけだと煮詰まってしまう話も、間に一人いてくれるだけで、ずいぶん風通しがよくなるものなんです。
急がなくて、大丈夫ですからね。