3年交際した彼と婚約した直後のことです。義母から「あなたは産むだけでいい。バリバリ働いて子供の面倒は私が見るから」と言われ、強い嫌悪感を抱きました。
彼に「最初は自分たちで育てたい、親戚づきあいは最低限にしたい」と価値観を伝えたところ、歩み寄るどころか「おかしい」「ネガティブだ」と激しく人格否定されてしまいました。さらに「親に預けるのが普通。親戚に会わせないと君みたいに協調性のない人間に育つ」と言い放たれ、喧嘩の末に彼から別れると言われ、私も呆れて了承しました。
しかしその直後、妊娠が発覚したのです。最初は「産んでほしい」と言っていた彼ですが、私の両親が彼に「こんな状態では娘は嫁にやれない」と伝えたとたん、「そんなことを言われるなら俺は加害者だ。もう子供もお前もいらない、関係ない」と逆切れし、音信不通になってしまいました。
私は彼に幻滅しており、結婚しても私が我慢するだけの苦しい生活になると思っています。子供を産みたい気持ちがある反面、幸せにできる自信がありません。両親からは「彼とも別れて子供を諦めなさい」と言われています。
私にも悪い部分があったと自分を責めてしまい、どうすればいいか決断できずにいます。どうかアドバイスをお願いします。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど、「幸せにできるから産むのではなく、産んで幸せでいると決めるか、別の道を行くかのどちらか」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、私たちは「自信があるから行動できる」のではなく、「行動すると決断したから、後から自信がついてくる」というふうにできているからなんです。
人生の大きな岐路に立たされたとき、私たちはどうしても「失敗しない選択肢」や「絶対にうまくいく正解」を外の世界に探してしまいますよね。今回のご相談者様も、ご両親の意見や彼の言動に挟まれ、さらに「自分にも悪いところがあったのでは」とご自身を責めてしまい、心が身動きを取れなくなっていらっしゃいました。
でも、心というものは、「誰かに決められた道」や「消去法で選んだ道」を進むとき、一番エネルギーを奪われてしまうんです。
今、同じように人生の大きな決断を迫られて悩んでいる方がいたら、どうか覚えておいてくださいね。「絶対に正しい選択」なんて、どこにもありません。大切なのは「どの道を選ぶか」ではなく、「選んだ道を、自分の力で正解にしていく」という覚悟を持つことです。
自分を責める必要はまったくありません。まずは深呼吸をして、周囲の雑音を少しだけシャットアウトしてみてください。「もし、誰にも反対されず、誰の目も気にしなくていいとしたら、私は本当はどうしたい?」と、自分の心に優しく問いかけてみてくださいね。そのときに見えた答えこそが、あなたにとっての一番の正解への入り口になりますよ。応援しています。