私が先ほど「裏で何を言われているか考えなくても良いですよ」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして「自分で変えられること」と「変えられないこと」を分けて考えることがとても大切だからなんです。
他人が何を思い、陰で何を言うかは、残念ながら私たちがコントロールできない「相手の課題」です。見えない他人の目を気にしてしまうのは、あなたが周囲の空気を読める優しい方だからこその反応なのですが、自分がコントロールできないことにエネルギーを注ぎ続けてしまうと、心はどんどんすり減って息が詰まってしまいます。
ですから、心がギスギスした環境にいるときほど、「自分がやりがいを感じている目の前の仕事」という、自分でコントロールできることに意識を向けてみてください。妬みや足の引っ張り合いをしてしまう人たちは、心に余裕がない状態なんです。そこへあなたが無理に足を踏み入れたり、波長を合わせたりする必要は全くありません。
また、「私は明るく元気でいると決める」とお伝えしたのにも理由があります。周りの重たい空気に流されるのではなく、「私はこうありたい」と自分の心のあり方を自分で設定することで、他人のネガティブな感情から自分を守る見えない心のバリアになるからです。
この記事を読んでくださっている皆さんも、もし職場の人間関係に疲れてしまったときは、「他人のご機嫌」よりも「自分の心地よさ」や「自分のやるべきこと」を優先してあげてくださいね。相手のペースに巻き込まれず、自分が大切にしたいことに集中していくことで、少しずつ心は軽くなっていきますよ。
何か他にも心に引っかかっていることがあれば、いつでもお話ししに来てくださいね。どうすれば心がもっと楽になるか、一緒に考えていきましょう。