結婚7年目、不妊治療の末に授かった娘がいます。私たち夫婦にとって娘は宝物です。ですが、夫は娘に関することを全て私のせいにします。
娘が風邪を引けば「お前のせい」、言葉遣いが悪くなれば「お前の悪い影響だ」と責められます。娘が寝た後にリビングに呼び出され、「お前がどんな人間か理解しろ、迷惑だ」と長時間罵倒されることもあります。
夫の機嫌を損ねると無視が始まり、長い時は1ヶ月以上続きます。私にも悪いところはあると思いますが、全てを私のせいにされるのが辛いです。娘のために離婚は考えていませんが、どう立ち振る舞えばこの地獄から身を守れますか。
最終更新日:
子育ての全てを私のせいにする夫からの罵倒と無視。どうやって身を守ればいい?(30代・女性)
相談内容の要約
- 夫が娘の風邪や言葉遣いなど、あらゆることを妻のせいにして長時間罵倒する。
- 機嫌を損ねると1ヶ月以上も無視されることがあり、全て自分のせいにされるのが辛い。
- 娘のために離婚は考えていないが、この地獄のような環境から身を守る方法を知りたい。
Q
可愛い娘さんが、ご夫婦の間に不安や溝を生む原因のようになってしまっている状況は、本当にとてもお辛いですね。毎日よく頑張っていらっしゃいますね。
まず一つお伝えしたいのは、ご自身の心の中を少し整理してみてはいかがでしょうか、ということです。ご主人とご自身を「対等な存在」として、ちゃんと認識できていますでしょうか。ご主人がどのような態度を取るかという相手の軸ではなく、ご自身が自立した考えを持ち、ご自身の軸でお子さんに接していくこと。まずはそこを、少し考えてみてくださいね。
そしてもう一つ。ご相談者様は「娘のために離婚はしたくない」とおっしゃっていますが、なぜ「娘さんのため」に離婚をしないのでしょうか。 少しドキッとさせてしまうかもしれませんが、一度、娘さんのことは横に置いておいて考えてみてください。「ご相談者様ご自身は、本当にこのご主人と一緒にいたいのでしょうか?」
娘さん云々ではなく、まずはご相談者様ご自身の本当の気持ち、心の一番奥にある本音の部分を、しっかりと確認されてみてはいかがでしょうか。
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たま先生のプロフィール
たま先生(中森 万美子)
「たま お悩み相談室」代表カウンセラー

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど、「ご主人と対等に認識できていますか」「本当にご主人と一緒にいたいですか」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、ご相談者様の心の主語が「夫」や「娘」になってしまっていると感じたからです。
こういったご相談をされる方は、本当に優しくて責任感が強い方が多いんですね。「私にも悪いところがある」と、ご自分を責めてしまっていませんか?長時間の罵倒や長期間の無視というのは、心がすり減ってしまう立派な心の暴力です。その環境に長くいると、「私が我慢すれば」「私が悪いから」と、ご自分をどんどん下にしてしまい、相手との関係が対等ではなくなってしまうのです。
「どう立ち振る舞えば身を守れるか」というご質問でしたが、一番の防御は「自分軸を取り戻すこと」なんです。「夫がこう言ったから私はダメなんだ」と相手の言葉をそのまま受け入れるのではなく、「私は私として一生懸命やっている」と、心の中で自分自身をしっかり守ってあげてくださいね。
また、「娘のために離婚しない」というのも、一見すると親の愛情のように思えますが、実は自分の人生の選択の理由を、無意識にお子さんに背負わせてしまっている状態とも言えます。 この記事を読んでくださっている方の中にも、同じようにパートナーからの心無い言葉や態度で悩んでいる方がいらっしゃるかもしれません。その時は「子供のため」「世間体のため」ではなく、「『私』はどうしたいのか」を自分自身に問いかけてみてくださいね。
自分ファーストでいいんです。お母さんの心が元気で笑顔でいることが、お子さんにとっても一番の安心に繋がりますから。まずはご自身の心をゆっくり休めて、誰よりも先に、あなた自身の本当の気持ちに優しく寄り添ってあげてくださいね。