50代の女性です。同居している80代の義父のことです。普段の生活は自立しているのですが、最近お酒を飲みすぎると下着に便を漏らしてしまいます。
最初は黙って洗っていましたが、私も仕事があります。出勤前の忙しい時間に、大人の汚れた下着を手洗いする惨めさと匂いに限界が来ています。義父にお酒を控えるように言っても聞きません。
1番許せないのは夫です。相談しても「ああ」と生返事で、聞こえていないふりをします。私が洗えば済むと思っているようです。
実の親なら「自分で洗って」と言えますが、義父なので言えません。このまま私が黙って洗い続けるしかないのでしょうか。それとも本人に突き返してもいいのでしょうか?

たま先生の解説
心理のポイント
義理のご両親の介護や下のお世話は、本当にデリケートで心身のストレスが溜まる問題ですよね。特に「夫が協力的でない」という状況は、奥様を孤独で惨めな気持ちにさせてしまいます。
私が先ほど「心配していることと、ご自身の負担になっていることを伝えて」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、「私(アイ)メッセージ」で伝えることが、家族間のトラブル解決にとても有効だからなんです。
心理学では、相手を責める「あなた(ユー)メッセージ(例:『お義父さんが漏らすから!』『夫が手伝わないから!』)」ではなく、自分を主語にした「私(アイ)メッセージ(例:『私は心配している』『私は負担に感じて限界がきている』)」を使うことで、相手に防衛本能を起こさせず、こちらのSOSを受け取ってもらいやすくなると言われています。
この記事を読んでくださっているあなたも、家族の問題を「私が我慢すれば波風が立たないから」と、一人で背負い込んでいませんか? 「良い嫁でいなければ」「妻の務めだから」という自己犠牲の枠組みを、そろそろ手放しても良い時期かもしれません。怒りや惨めさは、「私の心と体の限界を超えていますよ」という大切なサインです。
義父様のお世話は、本来なら実の子であるご主人様が主体となって考えるべき問題です。あなたがすべてを背負って黙って洗い続ける必要はありませんよ。ご自身の心と時間を守るために、使い捨ての介護用品や外部のサポートなどの「便利な道具」を堂々と頼ってくださいね。あなたが心穏やかに笑顔でいられることが、ご自身の人生にとって何よりも大切なことなのですから。