48歳の男性です。僕は独身です。自由を優先して誰にも縛られず生きてきました。好きな時に旅行に行き、高い時計も買いました。これが僕の選んだ人生です。
先日、高熱で3日間寝込みました。誰からも連絡はありませんでした。ペットボトルの水を取る力もなく、天井を見つめながら「死ぬかもしれない」と思いました。そしてそこで頭に浮かんだのは、自分は誰からも必要とされていない人間だという思い、自分は孤独だということでした。
僕はいずれ、この広すぎる部屋で1人で死んでいくのでしょう。そんな未来しか見えなくなりました。これからのことをどう考えたら良いでしょうか。

たま先生の解説
心理のポイント
私が先ほど「ご自分が幸せだと思える方に覚悟を持って進んでいただきたい」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、人は「自分で自分の人生を選び取っている」という実感(自己決定感)があるときほど、幸福度が高まり、前を向くエネルギーが湧いてくるからです。
ご相談者様は、高熱で身動きが取れないという不安な状況の中で、強烈な孤独感に襲われました。心も体も弱っている時は、誰しもネガティブな未来ばかりを想像してしまうものです。しかし、この「孤独を痛感した」という体験は、決して絶望や後悔のサインではありません。これからの人生をどう生きていきたいか、ご自身の本当の気持ちと向き合うための大切なターニングポイントなのです。
「やっぱり誰かと生きてみたい」と思うなら今からでも遅くありませんし、「一人で豊かに生き抜く」と決めるのも立派な選択です。どちらを選んでも、あなた自身が「私がこの道を選んだ」と胸を張れることが何よりも大切なんですね。
この記事を読んでくださっている方の中にも、「これまでの自分の選択は間違っていたのではないか」と不安に思っている方がいらっしゃるかもしれません。どうか、これまでの自分を否定しないでくださいね。幸せとは、今置かれている状況という「条件」ではなく、今この瞬間から「どう生きるか」という心構えで作られていくものです。
まずは、不安でいっぱいになったご自身の心を優しく労わりましょう。そして、体調が良い時に「自分はどんな瞬間に心地よさを感じるかな?」と、小さなことから見つめ直してみてくださいね。あなたの未来は、ここからまた自由に描いていけるんですよ。