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亡き姉の娘(姪)が気を使って本音を言えません。この子のために何ができますか?(40代女性)

相談内容の要約
  • 亡くなった姉の娘が祖父母に気を使い欲しいものを我慢している姿に胸を痛めている
  • 母親を失い大人にならざるを得なかった姪のために自分ができることは何か悩んでいる
  • 姪が自分の欲望を殺す術を覚えてしまった現実に涙しどう接するべきか答えを探している

Q

40代の女性です。昨年亡くなった姉はシングルマザーで中学生の娘がいます。私の姪です。今は私の両親が育てています。先日実家に帰り、姪を誘って映画に行きました。その帰り道です。

姪がタブレットを欲しがっていると聞いていたので買ってあげることにしました。せっかくならと最新の機種を勧めました。しかし、姪は一番安いモデルを手に取り「欲しいのはこれだから」と言います。私は笑いながら「おばちゃんお金持ちだから高い方買ってあげるよ」と言いました。でも彼女は首を横に振るだけです。

帰り道、涙がこぼれました。あの子は大人に気を使っている。欲しいものを欲しいと言えない。母親を亡くし、祖父母に育てられる中で自分の欲望を殺す術を覚えてしまった。この子のために私は何をしてやればいいですか。

何とも切ないですね。ご相談者様ご自身も、お姉様を亡くされた深い悲しみの中、姪御さんへの愛情やご両親の負担への思いなど、非常に複雑な感情を抱えていらっしゃることとお察しいたします。

姪御さん、本当に優しくていい子ですね。中学生なりに自分の置かれた立場を考え、一生懸命に気丈に振る舞っているのでしょう。本来ならまだ子供らしく甘えていられる年代なのに、大人にならなければいけないとするそのお気持ちを想像すると、本当に胸が締め付けられますね。

ご相談者様に何ができるかということですが、姪御さんは「親」という絶対的に自分を守ってくれる存在を失ってしまわれました。ですから、その代わりになる努力をされてみてはいかがでしょうか。もちろん簡単なことではありません。しかし、「何があってもあなたの味方だよ」「絶対に守ってあげるからね」と、まずはご相談者様ご自身が心に覚悟を決めるだけで、その温かい思いは必ず姪御さんに伝わります。

また具体的なサポートとして、ご両家やご相談者様の経済状況にもよりますが、少しずつ姪御さんのために貯金をして、将来彼女が進みたい道へ進めるよう、学業などのサポートの準備をしてあげるのも素晴らしいと思います。姪御さんがこれからまっすぐ、幸せに成長されますことを心からお祈りしております。

今回、私がご相談者様に「親の代わりになる努力、絶対的な味方になる覚悟を決めてみては」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、子供は自分を守ってくれる一番の存在(愛着対象)を失うと、無意識のうちに「周りに負担をかけないように」「いい子でいなければ居場所がなくなってしまう」という強い防衛本能を働かせるからです。

姪御さんが一番安いタブレットを選んだのは、単なる遠慮ではなく、過酷な現実を生き抜くために身につけた「自分の感情を抑圧する」という心のサバイバル術なのです。そんな時、「遠慮しなくていいのよ」と無理に本音を引き出そうとするよりも、「私はいつでも、どんなあなたでも受け止めるよ」という『安全基地』になってあげることが何よりも重要です。

この記事を読んでくださっている方の中にも、身近な子供や大切な人が、無理をして感情を押し殺している姿に胸を痛めている方がいらっしゃるかもしれません。

そんな時は、すぐに相手の態度を変えようとするのではなく、まずはあなたが「揺るがない味方でいる」という姿勢を時間をかけて見せ続けてあげてください。言葉で直接言わなくても、「この人は私の存在そのものを認めてくれている」という安心感が心に積み重なった時、人は少しずつ本来の無邪気な欲求を出せるようになっていきます。焦らず、ゆっくりと時間をかけて、温かい愛情の土台を築いていってあげてくださいね。


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たま先生のプロフィール

たま先生(中森 万美子)
「たま お悩み相談室」代表カウンセラー
たま先生

「妻だから」「母だから」「社会人だから」と、自分を犠牲にして頑張りすぎているあなたへ。心をフワッと軽くする「自分ファースト」な生き方を提案する心理カウンセラーです。

2025年からSNSでの発信を開始し、フォロワーは累計4万人を突破。夫婦問題から職場の人間関係、漠然とした孤独感まで、年代を問わず幅広いご相談にお答えしています。

「もう限界…」「誰かに分かってほしい」——そんな行き場のない思いを抱えた方が、最後にホッと息を吐ける『心の駆け込み寺』として、全国からオンラインでご相談に寄り添っています。


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