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孫に家が汚いと言われ、嫁には消毒スプレーをかけられました。もう顔も見たくありません(60代女性)

相談内容の要約
  • 念入りに掃除をして孫を迎えたが古い家を汚いと言われひどく傷ついた
  • 嫁は注意するどころか孫の手に消毒スプレーをかけ触らないように指示した
  • 自分の生き方まで不潔と否定されたようでショックを受けており顔も見たくない

Q

68歳の女性です。1人暮らしです。先日、息子家族が孫を連れて遊びに来てくれました。うちは古い家ですが、掃除は毎日きちんとしています。特に孫が来る前は念入りに掃除機をかけ、拭き掃除もしました。

しかし、リビングに入った途端、小学生の孫が「おばあちゃんの家ってなんか汚いね」と言います。ショックでした。でももっと傷ついたのは、その後息子の嫁が孫を注意もせず、黙ってバッグからアルコール消毒のスプレーを取り出して孫の手に吹きかけ、「できるだけ触らないようにね」と言っているのが聞こえたことです。

私のこの家も、私の生き方も、全てが不潔だと否定されたようで泣いてしまいました。もう嫁と孫の顔を見たくありません。

なるほどね、それは深く傷つきましたね。

お孫さんはまだ小学生ということですから、もし女の子なのだとすれば、「古い」ということと「不潔」の区別がまだつかず、綺麗や汚いということに敏感な年頃で、相手の気持ちを想像できずに感じたことをそのまま口にしてしまったのかもしれませんね。

本来であれば、その年頃の歪んだ価値観を親がきちんと訂正するというのがしつけですよね。もちろん最近は、アレルギーがあったり個人の感覚を優先するという考え方もあります。個人の価値観や状況を優先することも大切ですが、その大前提として「他者を傷つけたり貶めたりしてはいけない」というのは当たり前のことです。

お孫さんの言葉もそうですが、何よりもお嫁さんのその態度は、本当に悲しいですよね。孫だから、嫁だからといって、どれだけ傷つけられても無条件に許さなければいけないということは決してありません。ご自身の心を守るために、少し距離を置かれてみてはいかがでしょうか。

今回、私がご相談者様に「孫や嫁だからといって許さなくてもいい」「少し距離を置いてみてはいかがでしょうか」とお伝えしたのは、実は心の仕組みとして、身近な家族からの心ない言葉や態度は、他人から言われるよりも何倍も深く『自己尊厳(自分の存在価値)』を傷つけてしまうからです。

ご相談者様は、毎日丁寧にお掃除をし、お孫さんを迎えるために心を込めて準備をされました。それを「汚い」「触らないように」と拒絶されたのですから、家だけでなく「自分自身の愛情やこれまでの生き方」まで否定されたように感じるのは当然のことです。ここで「家族だから仲良くしなければ」と自分の悲しみや怒りを無理に抑え込んでしまうと、心が限界を迎えてしまいます。

この記事を読んでくださっている方の中にも、家族や親族の無神経な振る舞いに深く傷つき、「許せない自分が心が狭いのだろうか」とご自身を責めている方がいらっしゃるかもしれません。

そんな時は、まずは「私は傷ついた」「本当に悲しかった」というご自身の素直な感情を一番に認めてあげてくださいね。血が繋がっていたり、家族であったりしても、思いやりが欠けている相手と無理をして付き合う必要はありません。心のシャッターを少し下ろして、物理的にも心理的にも距離を取ることは、自分を大切にするための立派な防衛手段です。まずはご自身の心が穏やかに回復するまで、無理をせず、ご自身が心地よいと感じる時間をゆったりと過ごしてくださいね。


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たま先生のプロフィール

たま先生(中森 万美子)
「たま お悩み相談室」代表カウンセラー
たま先生

「妻だから」「母だから」「社会人だから」と、自分を犠牲にして頑張りすぎているあなたへ。心をフワッと軽くする「自分ファースト」な生き方を提案する心理カウンセラーです。

2025年からSNSでの発信を開始し、フォロワーは累計4万人を突破。夫婦問題から職場の人間関係、漠然とした孤独感まで、年代を問わず幅広いご相談にお答えしています。

「もう限界…」「誰かに分かってほしい」——そんな行き場のない思いを抱えた方が、最後にホッと息を吐ける『心の駆け込み寺』として、全国からオンラインでご相談に寄り添っています。


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